時間を少し撒き戻して、初日のことから思い起こしながら…。
初日は、福岡県を中心にサポートしてきました。
柔軟に3社ほど回る予定でしたが、都合により2社となりました。
忙しくて断念した葬儀社は、友引なのに3件も受注が入ったそうです(とほほ)。
友引に3件とは、何というタイミングの悪さ!
お伺いしたかったのですが、残念です。
さて、初日の朝は福岡北部へ。
FUNETをお試し頂いているA社にお伺いしました。
今まではナレーションを主に試されていたそうです。
そこで主に追悼文をサポートすると、「追悼文の方が興味深いですね」と好感触。
どうやら、故人の人生を描く時代背景が充実している点が、
A社のニーズとマッチしたようです。
追悼文と似た雰囲気のある「エンディングノート」が、世間一般で流行っています。
そのような背景も影響していたのかもしれません。
是非、追悼文をチャレンジしていただければと思います。
必ず御社の葬儀に効果があると思います。
1時間と短いサポートでしたが、
久しぶりに葬儀社の方と話をすると刺激になりました。
FUNETのサポートさせていただいた方は取締役で、
目力がとても強く活気を感じました。
勢いのある葬儀社はある種の雰囲気を持っていますが、
それを肌で感じた次第です。
さて、A社が終わり、福岡県南方のB社へ急行しました。
B社は、今日までにFUNETの契約をほぼ詰めた状態での訪問です。
訪問してからは、FUNETの契約確認と説明をまず行いました。
B者も追悼文を主な活用方法として考えていただいているようで、
追悼文が地域に浸透するよう、私もサポートに努めたいと思います。
そこで、追悼文を重点的に、実際に作成していこう…と思ったのですが、
担当者の方に予定が入り、出来なくなってしまいました。
オーマイガット!(欧米かっ)
今日は、どこも、お忙しいタイミングで訪問してしまったようです。
そんな訳で、想定していたより早く終了してしまいました。
特にあたりを散策することも無く、そのままホテルに直帰。
帰り道の記憶といえば、とある葬儀社の看板に「人形供養祭受付中」と書いてあって、
そういう時期だなぁと感じた程度です。
さて、鋭気を養ってサポート2日目。
可愛いワンマン電車に揺られながら、FUNET会員のC社へと向かいました。
朝、電話した時点では、本日2件仕事が入っているとのこと。
…なぜか今回は、行くところ仕事が繁盛な状態で、私にとっては分が悪いです。
(葬儀社にとっては、非常に喜ばしい事態ですが。)
それでも、時間は少ないかもしれないがサポートして欲しいということなので、
お伺いさせていただきました。
14時30分。約束の時間に、海の近くに建っている会館に訪れました。
「失礼します。」「…(返事無し)。」
…あらら。事務所の明かりも消えている。
…誰も居ない。(悪い予感…)
もしかして、葬儀が長引いたのでしょうか。
会館に誰も居ないとは初めてです。
社員が総出状態で、本当にお忙しそうだ…。
(これは、サポートどころではないかも!?)
まあ、もしサポートが出来たとして、
短時間で何が出来るかを考えつつ、玄関前でしばらく待機していました。
フーッと一息ついたその時、担当の取締役常務の方が到着しました。
挨拶も程々に、早速FUNETのサポートを行いました。
こちらも、メインは追悼文です。
今までは、主にナレーションを使われてきたようですが、
当初は追悼文を活用するために入会をしたとのこと。
そこで、葬儀における追悼文の使用事例、お別れ会や法要での活用方法、
遺族の言葉が重要であり、その言葉が反映された追悼文は満足度が高い…など、
一通り説明させていただいた上で、実際に「基本版」の追悼文を作成していきました。
「折角なので、本日の葬儀の方の追悼文を作成しましょう。」
と、本日の葬儀の内一件を、いまある情報だけで作成することに。
遺族の言葉は無い状態でしたが、追悼文を出力するところまでできました。
ただ、私の持参した追悼文サンプルと比較すると、
常務も物足りなさを感じていたみたいで、
逆に追悼文に占める遺族の言葉の重要性を感じていただいたようです。
「追悼文は、是非使って良いものにして、武器にしたいと思います。」
と、ありがたい言葉を頂きました。
C社は、月に30件程の葬儀を6人で賄っているそうです。
なので、いつも全員がフル稼働の状況だとか。
それでも一件一件の葬儀を大切にし、
特に、葬儀が終わってからのケアに力を入れているため、
地域シェアはおよそ90%、遺族親族経由のリピート率は100%ということです。
(50m程の距離のところに別の葬儀会館があり、
近隣葬儀社との競争状態でこの数字は本当にすごい。)
この後も仕事がある…と、おっしゃっていたので、
早めにFUNETのサポートの区切りをつけていたのですが、
サポート後は、そのシェア獲得の秘訣の話で盛り上がってしまいました。
常務は社員の中で最も若いのだそうです。
それでも、会社の中心となって営業戦略を練り、
葬儀シェアの獲得に結果を残してきたので、
自分より年配の方も付いてきてくれるとのことです。
【施行担当者が喪家のために出来ることは何か?】
これを、組織で考えられる体制が出来ていることが、
本当に素晴らしいことだと思いました。そして、結果が出ている。
そういう葬儀社様に、FUNETを活用していただいていることが、
私にとっては有難いことです。
予定よりも長く居座って、後半は逆に話を聞く立場になってしまいましたが、
追悼文のサポートを約束して、C社を後にしました。
あともう1件、予定が入っている九州サポートは、いまホットな宮崎です。
後日ご報告いたします。