ここのホールの館長は、女性です。
以前の工場長のホール見学エッセイを見ると、
女性館長のホールは掃除が行き届いていて綺麗!と絶賛していました。
それは、昼間に行くとよく分かります。
ここのホールも、本当によく綺麗に掃除されています。
また、館長はいい意味でお客様ととてもフレンドリーです。
以前葬儀をされたご遺族が遊びに来たり、電話をかけてきたりするそうなので、
よく受け入れ、心のアフターケアまでして差し上げているようです。
私が事務所でお茶を頂いている間にも電話があり、
ホールにいらっしゃる時間等をお話されていらっしゃいました。
(なかなか出来る事ではありませんね)
面倒見の良さと懐の深さに、皆が集まってくるのでしょう。
さて、今回のナレーションもFUNETを使って、
通夜は略歴ナレーション、葬儀では一般的なナレーション5分ほどのものを作りました。
故人の情報がほとんど無かったので、1つの情報を膨らまし、FUNETをフル活用。
私って、ナレーション作りに関してのFUNETの活用方法、かなり上手いと思います。
また、この葬儀社様のメモリアルコーナーは、いつも充実していますが、
FUNETのパネルも良いですよ。
BGMは、加藤講師のピアノ「春海」が最近のお気に入りです。
綜合ユニコム株式会社から発売されている、
「母のうた・希望のうた」の2枚組みCDの中の1曲です。
先日の井手社長の音声エッセイのBGMとしても使われていましたね。
自分の気持ちがトーンダウンでき、優しい気持ちになれますよ。
葬儀の前に弔電の確認を、喪主様にさせて頂きました。
昨日の通夜よりも随分、落ち着いていらっしゃる様子に一安心。
通夜葬儀は、故人とのお別れの場として執り行うお式ではありますが、
ご遺族ご親族が集まり、残された故人の身近なご遺族に、
力を与えてくれる要素もあるように思います。
昔からの気心の知れた親戚の顔を見ると、ホッとする事がありますからね。
そして一晩ホールにお泊まりになり、故人様と過ごす事で、
いくらか気持ちが落ち着くのでしょう。
通夜に比べると張り詰めた壊れそうな雰囲気が、幾分和らいでいるように思います。
誰が決めたのか、通夜葬儀はいろいろな意味で、
「心のけじめ」を付ける場として、うまく組まれているなと思います。
この喪主様は、通夜葬儀の様子など何も覚えていないかもしれませんが、
少しずつ自分を取り戻し、奥様との思い出を胸にしまわれる日が訪れる事でしょう。