式場に入って、あっ!と驚く素晴らしい花祭壇。
後方以外の三方(左右、前方)が花で飾られていますが、
いったい何本の菊が使われているのでしょうか!?
私が見る最近の花祭壇は・・・
イメージで作られているものが多かったように思うのですが、
奥行きがあり立体感のあるこの花祭壇は、
一番後方から眺めるとまるで巧妙に描かれた絵画のように見えました。
力強さと優しさをモチーフとして、菊で描かれた風景には圧倒されます。
ここまで手の込んだ花祭壇を見たのは、初めてでした。
メモリアルコーナーは、シルバーを基調とした和のテイストで、
故人の趣味である日本舞踊の扇子を中心に、
創業時からの社の生い立ちと共に故人のお写真が飾られました。
上手くキャンドルが使われ、温かみのある充実したメモリアルコーナー。
ライティングも重要ですね。
この時期、早咲きの桜をさりげなく置かれているのも流石です。
更には、DVDの動く映像も取り入れられ大勢の参列者が、
足を止めて懐かしんでいらっしゃいました。
また受付では、上質の和紙に印刷された故人の立場に立った社歴が配られ、
笑みを浮かべた故人の写真が印象的・・・。
開式前に皆さん、熟読していらっしゃいました。
そして司会のナレーションも通夜・葬儀と6・7分のものをご紹介しました。
喪主が現社長ですからね・・・。
スタッフはピリピリです。
本当は井手社長司会とご指名の葬儀だったのですが、私が登板・・・。
担当者さんは、正直不安だったでしょうね。
しかし、スタッフの皆さんと協力して厳かな温かい雰囲気の中、
故人をお送り出来たのではないかと・・・思っています。
緊張!?少ししましたけど・・・
しかし自分より緊張している方が近くに居ると、
何だか自分は冷静になれたりしますよね。
今回は、様々な葬儀の演出方法を改めて学びました。
メモリアルコーナー・DVD・追悼文・ナレーション・・・等
フルコースでの演出にそれぞれの業者さんが対応していらっしゃいましたが、
弊社のFUNETなら自社ですべてが賄えます。
更にFUNETには、Eラーニングとして様々な教材が網羅されているので、
是非使ってみてほしいです。
今回の故人は、葬儀業界の草分け的存在の方でしたので、
写真は控えさせて頂きました。
葬儀関係者の参列者も多かったので、
このエッセイを読んでくださっている方で、
ピンときている方もいらっしゃるかもしれませんね。
故人のご冥福をお祈りいたします。