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2007年03月23日

次男の卒業式 (加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

次男が、義務教育最後の日を迎えた。
2番目の子供というのは、ここまでの道のりのすべてを、
「長男で予行練習済み」なので様々なことがスムーズに行くものだ。
(お兄ちゃん、ごめんね・・・)
初めての子供の時は、慣れない子育てを緊張しながらも、
精一杯に親として支えてきたということだ。
(親というのは、健気だなあ・・・)
受験にしても、長男の時には失敗した様々なことを振り返りながら越して来た。
もう一人子供がいれば、完璧な子育てが出来たかもしれない・・・。
(もう遅いですが・・・)



いよいよ最後の登校日の玄関先で、恒例の「最後の見送り写真」撮影。
次男を待ち構えて撮った。
現在、ちょっと反抗期の次男は、最初は「撮るな!」と言ったが、
そこはどうにかおだてて、バッチリ写した。
こうして見送った日々が今日で最後かと思うと少し寂しかった。

卒業式前日には「3年生を送る会」が行われて、保護者も出席した。
生徒会役員たちの手作りの会で、3年生が入学したときからの、
行事や日常の写真が「スライドショー」で流れた。
流行のJポップを上手に使い、見事な作品に仕上がっていた。
「いまどきの子供たちのパソコンテクニックは、すごいなあ・・・」と、
私は関心ばかりしていた。

卒業式には、二人の息子の保育園からすべての入学、
卒業行事に立ち会って来た夫も、共に出かけた。
私も兄から数えて通算6年間、この中学校の保護者として通ったことになる。
PTAの委員としてもしょっちゅう出かけていたので、
私まで卒業するような、複雑な気持ちだ。



式典は、長男の高校のような派手さは無かったが、厳かに進められた。
入学時には小さかった子供たちが、次から次へと大きくなって目の前に現れた。
みんなわが子のようにかわいくて、感動の連続だった。
特に、この学年は51名という少ない人数で、
何をするにも仲良くて、盛り上がっていた。
保護者通しも仲が良くて、顔見知りの方が多かったのは本当に楽しかった。

式の後は、最後のホームルームだ。
それぞれの教室には保護者も駆けつけて、一人ひとりを拍手で祝福した。
そして「卒業写真」撮影。
高校への期待をふくらませた子供たちが、伸び伸びと微笑んでいる。
子供たちの笑顔は、いいなあ。
心も体も大きく成長した子供たちに、エールを送ります。
「卒業、おめでとう!」



翌日は、保護者の謝恩会が行われた。
その時の様子は、後日ご報告いたします。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年03月23日 08:46

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