いよいよ最後の登校日の玄関先で、恒例の「最後の見送り写真」撮影。
次男を待ち構えて撮った。
現在、ちょっと反抗期の次男は、最初は「撮るな!」と言ったが、
そこはどうにかおだてて、バッチリ写した。
こうして見送った日々が今日で最後かと思うと少し寂しかった。
卒業式前日には「3年生を送る会」が行われて、保護者も出席した。
生徒会役員たちの手作りの会で、3年生が入学したときからの、
行事や日常の写真が「スライドショー」で流れた。
流行のJポップを上手に使い、見事な作品に仕上がっていた。
「いまどきの子供たちのパソコンテクニックは、すごいなあ・・・」と、
私は関心ばかりしていた。
卒業式には、二人の息子の保育園からすべての入学、
卒業行事に立ち会って来た夫も、共に出かけた。
私も兄から数えて通算6年間、この中学校の保護者として通ったことになる。
PTAの委員としてもしょっちゅう出かけていたので、
私まで卒業するような、複雑な気持ちだ。
式典は、長男の高校のような派手さは無かったが、厳かに進められた。
入学時には小さかった子供たちが、次から次へと大きくなって目の前に現れた。
みんなわが子のようにかわいくて、感動の連続だった。
特に、この学年は51名という少ない人数で、
何をするにも仲良くて、盛り上がっていた。
保護者通しも仲が良くて、顔見知りの方が多かったのは本当に楽しかった。
式の後は、最後のホームルームだ。
それぞれの教室には保護者も駆けつけて、一人ひとりを拍手で祝福した。
そして「卒業写真」撮影。
高校への期待をふくらませた子供たちが、伸び伸びと微笑んでいる。
子供たちの笑顔は、いいなあ。
心も体も大きく成長した子供たちに、エールを送ります。
「卒業、おめでとう!」
翌日は、保護者の謝恩会が行われた。
その時の様子は、後日ご報告いたします。