今回のお祝いの司会は、ある葬儀社様からの依頼です。
しかし、葬儀司会ではまだ1度もご縁がありません。
「はじめまして」と挨拶を交わした、“お若い”社長が宴席の担当者です。
「何だか、ニコニコといつもと逆の事をやっているので、落ち着かなくてね」
と言いながらも人材の采配もテキパキとお手のもの。
受付の幕張も慣れた手付きで板に付いていました。
私も張り切って司会をしましたが、
葬儀司会より先に、祝い事の司会を担当させて頂いた葬儀社様からは、
私の【陽】の印象が強く残るせいか、葬儀司会ではお呼びが掛からない事が多い…。
今までの経験上、そんな気がします。
この調子で明るく葬儀司会をされたら「たまらん」と思われるのかもしれません。
しかし、“正”“負”“陽”“陰”は、しっかり考えながら司会をしているつもりなので、
大丈夫ですよ。
(弊社の司会研修会を受講された方は、意味が分かりますよね)
TPOを考えながら、服装、髪型、メイクまで、現場の雰囲気に合わせます。
お祝いの席と言えば、恒例の鏡開きにカラオケ。
久しぶりに南京玉簾の余興もありました。
「あさて、あさて、されは南京玉簾~♪」の囃し言葉をかけながら、
竹簾を変形させ様々なものに見立てる芸ですね。
この囃し言葉が、祝いの宴をいっそう盛り上げます。
不思議と愉快な気分になり、手の平が赤くなるほど拍手をおくりました。
そして、こういう宴会で時々居るのですよね…
司会者にカラオケを歌えと言う方!!
その場の勢いある雰囲気を壊したくないですし、
リクエストにお答えするべきなのかもしれませんが…。
どうぞ、それだけはご勘弁を…お許しを。
私は、カラオケが大の苦手、相当の音痴なのです。
私の歌を聞いた事がある方は、誰も居ないとは言いませんが、ごく小数の限られた方。
まず人前では歌いませんし、カラオケにも行きません。
なのに、この晴れがましい席でカラオケだなんて、とんでもございません。
今回も申し訳ないのですが、丁重にお断りいたしました。
しかし、私の友人にとても歌の上手い司会者が居るのですが、
自分の司会する宴席でリクエストが入り、司会者自ら熱唱したら、
あまりの歌の上手さに会場内がシラーっとなって…。
洒落にもならないと、二度と歌わない事にしたそうです。
司会者は、歌は歌わず司会に専念するべし!!かもしれません。
楽しいひと時を有難うございました。
ますますのご繁栄をお祈りしております。