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2007年05月15日

葬儀司会研修in福岡 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

久々の帰省だ。
研修の一日前に福岡に入り、お墓参りなどを済ませてきた。
最近「東京タワー、オカンと・・・」で有名なボタ山は削り取られて、
懐かしい炭鉱住宅跡だって銭湯の跡だって…見る影も無い。
そういえば「フラガール」も炭鉱だったけど、
松雪さんが炭住の銭湯に殴りこむシーンは面白かった。
昔のボタ山は、夜になると<ボタ自体>が自然発火して蒼白く見えた。
おまけに野良犬もウヨウヨいるし、どこか怖かったけど、街の象徴だったな。

 
上部がスパッと削り取られた、かつてのボタ山です。

さて今回の参加者は、女性4名・男性13名の17名。
和歌山・広島・愛媛・福岡・長崎・熊本・大分から集ってくれた。
福岡開催の研修は1泊2日の短縮版で合計3科目、その内の2科目が初日に行われた。
私が担当した2科目がそれで、「葬儀の基礎知識」と「葬儀司会」。
葬儀の執り行い方には全国で2通りあるが、主に遺体葬が15名で骨葬が2名いた。
祭壇のシカバナの飾りにしたって、一本飾り、一対飾り、二対飾りと全部バラバラ。
細かい進行の話をしたら、頭の中が混乱してキリが無いだろう。


 


テキスト作りの課題は、新人のために一通りの流れを掴んでいて、
そして現場に即して役に立ち、それでいて宗教と習俗のバランスも良く、
且つ葬祭ディレクター試験対策にも…。
正直、無理難題の連続だった感じがするんだけど、受講者はどう感じたのか。
「葬儀の基礎知識」は、このためだけにテキストを作ったので、
資料として現場でも役立ててくれればありがたい。

そういえば研修会の冒頭に情勢報告があった。
平素はあまり聞く機会が無かったが、資料といいその内容が充実していた。
新人相手では、充分には伝わらないだろうが、良いデータが揃っていた。
それにしても、全国で葬祭ホールと呼ばれるものが5.000を超えたとはね。
これからどうなるのだろうか。
成長期から成熟期へ突入だー!


 


「葬儀司会」研修はいつも通り。
発声練習から始まって、右脳・左脳でずっこけて(アハハ)、
もたもたしながらデータの取り方や進行アナウンスを乗り越え、
弔電の読み方にたどり着く頃には、すでにヘトヘト。
但し、癖や葬儀口調と言われる喋りは一切なし。(良い事です)
全員が新人さんだから、これからの努力次第だ。
皆さん、メモ魔になってくださいな。
実はFUNETの会員さんが2人いたけど、まだまだ音声を聞いてください。

夜は皆でモツ鍋料理に飲み放題!
締めは鍋にチャンポンで福岡らしくて満足です。
平塚の宿泊施設だったらとても無理。
多くの方々が二次会にまで行かれたようだ。
中州で屋台とラーメンと…楽しんで、そして情報交換も大事ですよ。
私は疲れて、11時には熟睡していました。

それから皆さん、5月号のFUNETの無料音声でも聞いてください。
司会は最初が肝心、試聴できますので、どうぞ。
FUNET

<おまけ>
明日は、東京で葬儀司会研修会です。(綜合ユニコム様主催)
30人も集ってるみたいですが、時間が足らないなあ。
とにかく頑張ろう!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年05月15日 07:40

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