私はこの水が溜まっている水槽を見て、
「あ~今日は、水槽に献花をしていくパターンね。」と思ったのですが、
献灯に使う水槽だと聞いてびっくり!!
献灯というと、祭壇周りに設置されたキャンドルに点火していく方法が一般的ですね。
指名された方がトーチで、キャンドル1つ1つに点火していくやり方です。
しかし、今日の献灯はハスの花のキャンドルを、
1人1つずつこの水槽に浮かべていくらしいのです。
「へぇ~~!こういう献灯は初めて…」
予め火を灯したハスのキャンドルをトレーに載せて、
喪主様から順に1人1つずつキャンドルをお渡しして、
祭壇前で静かにキャンドルを水に浮かべていくセレモニーです。
照明が落とされ…暖かな炎が水に揺らめき幻想的で素敵です。
このハスのキャンドルには、香料も含まれているのでしょう。
ほのかな香りが式場内を包み込みます。
何と言っても、1人1人がキャンドルの火を消さないように、
またキャンドルがしっかり水に浮かぶように、丁寧な動作を繰り返しますので、
儀礼の効果が高まりますし、時間が稼げます。
この献灯は、ここの館長さんの提案だそうですが…とてもいい感じです。
遺族・親族中心の無宗教の通夜式には最適だと思いますよ。
さて、葬儀の日、場所により雨が降ったり日が差したり…と不安定な天候でした。
よく火葬場案内をされる(火葬場に同行される)スタッフの方と話をしていて、
少々びっくりした話があったのですが…。
雨が降っていても霊柩車が出発される時には、
不思議と雨が上がる事が多いと言うのです。
日が照っているのに雨が降る事を“狐の嫁入り”などと言いますが、
その逆でしょうか?何だか神がかりな気がしますよね。
私も先日、とてもお世話になった母の友人の葬儀に参列したのですが、
式場に入る時にはドシャ降りの雨だったのに、
霊柩車を見送りに外に出た時には確かに薄日が…。
天国に向かう故人の手助けをしてくれているのかしら…と、
勝手な解釈をして手を合わせていました。
実際、そんな事ってよくあるのでしょうか?謎です。
この現場は、弊社の事務所の近くです。
今回は、工場長がFUNETの追悼文のパネルを作ってくれました。
メモリアルコーナーが無くても、こんな飾り方も出来ますよ!
お若い方に人気があるように思います。
FUNETの会員さんは、ぜひお試し下さい。
では、また。