翌朝、台風一過で晴れまして、ホレこの景観です。
ブライダルも悪くはないなあと思いつつ、私は葬儀屋さんのために働きます。
8時半の迎えの車ももどかしく、会場となったホールへ向かう。
ところが車中で、今日はお通夜が入ってしまったとのこと。
いいでしょう、いいでしょう、私たちは死神と呼ばれていますので、
大体研修の時には仕事が入るものなのよ。
で、どうする研修???
時間短縮で…ガーッン!
ただでさえ、1級は二日間掛けてこなしているのに、
それをたったの1日でどうにかこうにか、
なのになのに…さらに短縮だと。
(どうなってるのじゃー!)
この日朝から猛烈にダッシュして休憩も取らずにやっていたら、
10時15分頃に突然の揺れ…もしや?と思ったが止めるわけにもいかず、
そしたらまた新潟だって、しかも相当な被害。
まったくもう、お悔やみを言うしかないけど、何とか頑張ってください。
ご覧のとおり、祭壇飾りもある程度終わっていました。
しかも、7時からのお通夜にしてもらったとかで、いやあスイマセン。
じゃ、皆揃ったら早速はじめましょう。
で、お昼の時間は…20分で。
仕方ないですなあ、この仕事はお昼を食べれないこともしばしば。
それに比べたら、食事が摂れる上に20分も、と考えましょう。
午前中は急いで接遇と司会を。
午後には、実技筆記をこなします。
そして幕張にバトンタッチ。
幕張の講師も…辛そうでしたよ。
1日4科目は講師にとっても、地獄の苦しみだわ。
では少し飾りのレポートでも致しましょう。
この地域はお骨での葬儀が主流らしいです。
今日の通夜は、もしかしたら400人位の人出になるかもといってました。
割と大きいほうの葬儀らしいですよ。
メモリアルコーナーには、思い出の写真と映像を流す予定でしょう。
写真の周りを花でアレンジしてあるのが女性の飾りっぽくて好きです。
焼香所と導師席です。
重々しさを余り感じさせない気がしたのは何故かな?
写真を見て気づきましたが、焼香所に小リンが置いてあるのが、
東京風を見慣れた私には、ちょっと変わっていたのでしょう。
面白いねえ、仏壇の雰囲気をそのままホールへ持ち込んだ感じ。
祭壇周りの花も、ここは明るい花が多くて担当者の好みかな。
花祭壇が、早くシンメトリーを凌駕してくれると嬉しいですね。
シンメトリーに拘ると、限界が近いですからね。
それから、供物の中に「秩父ワイン」が…。
地元の人が作ったワインを使っているのが特徴だね。
できたらパッケージが…もうちょっとなあ。
埼玉の方(群馬の方も居ましたが)今年こそは、大量に合格してもらいたいです。
僅かな点差で落ちた人が多く、あと一歩の踏ん張りが大切。
2度目のチャレンジの人が多く、何とかなるはずです。
頑張ってください!