豊田市へは、名古屋駅からまずは地下鉄に乗ります。
この地下鉄がちょっと・・・苦手。
東京と同じような路線図で、何かに乗れば、
どこかではその路線に乗り換えられるのですが、
そのようなテクニックは、使わずに(よく知らないので、使えない・・・)、
事務局の方に教えてもらった通りに、切符を買って、目の前の改札を降りたのですが、
そこは違う路線のホームでした・・・。
中でつながっているようなので、目的の路線まで、ホームを全部歩ききって、
階段を上って降りて・・・ああ、大変でした。
着いてみれば「ああ、そうそう、ここだわ」と思い出すのですが、
去年も同じルートを使ったのに、忘れるのですねえ・・・。
地下鉄は、いつの間にか地上にあがりました。
去年来た時には、すでに夜だったので、周りの景色は見えませんでしたが、
なんと、緑の多い素晴らしい場所です。
愛知県の日進から三好のあたりでしょうか?
そして到着したのはあの、トヨタ自動車の本拠地「豊田市」です。
駅舎は、小さいです。「ええ?こんななんだ・・・」と思いますが、
一旦外へ出ると、ちょっと違います。
歩道は段差なし。スーツケースを転がしながら歩く私でも、
どこへでもそのままスムーズに歩いて行けます。
バリアフリーで綺麗な街並みには、ちょと驚きました。
そして、歩道の素材が、とてもおしゃれです。
おまけにホテルの前にあるローソンのおじさん・・・
人なつこくて、旅人にも親切で、とてもいい感じでした!
近代的な町並みのすぐ目の前には、名古屋グランパスの本拠地、
トヨタ・スタジアムがありました。
手前にある「豊田橋」を含めて、その近未来的な様子には、ちょっと驚きました。
かっこいい・・・。
さて翌朝、事務局の方がお迎えに来てくださいました。
ここから車で30分程の道のりで、本日の研修会場である「葬祭ホール」に着きます。
その道のりは、まさしく「ワインディングロード!」
途中には、「香嵐渓」という紅葉の名所があります。緑、緑、山、川、緑・・・・。
私の疲れた心と体には、染み入るような素晴らしい新鮮な景色の連続でした。
空気も、本当に美味しいのです。
「まるで、キャンプ場に来たみたい」と、私は、深呼吸を何回もいたしました。
さて、接遇研修会です。
他の建物をリニューアルした葬祭ホールだそうですが、
そのたたずまいからは、全然分かりません。
研修会としても、とても使い易いホールです。
そこに、14,5名の葬儀スタッフが集合いたしました。
本日の目的は、ロールプレイング研修です。
すでに数年間、繰り返されて来たプログラムなので、
さらにワンランク、ツーランク上を目指す内容になってきました。
私の講評も、時には厳しいこともあります。
でも「そこを何とか乗り越えて欲しい・・・」という熱い期待の気持ちもあるのです。
模擬葬儀の全体を多くの葬儀スタッフが、
緊張しながら、冷や汗も流しながら、実践いたしました。
今年は、テキストも大幅にリニューアルしました。
持ち帰ってからも、より分かりやすく、より使いやすく作る・・・というのは、
我々講師の永遠の課題でもあります。(頑張らなくちゃ・・・)
このホールの女性職員さんが、作った物がありました。
ちょっとした心がけですが、このような工夫は、お客様の目にもやさしく入り、
分かり易いと思います。色を使うことも、見やすくする工夫ですね。
昨今、飲酒運転のお断りについて、お客様にどのように注意を促すか、
苦労をしているという話も聞きます。
もちろん、飲酒運転はしてはいけないことですから、はっきりと伝えていいことです。
そこに遠慮は要りません。
但し、言い方がきつくならないように・・・ということは、
サービス業者としては必要です。このように「目に訴える」という方法もあります。
何かが起こってからでは遅いのです。
帰りには、事務局の方が「香嵐渓」に、少しだけ寄ってくださいました。
今は、緑ですが、秋にはこの全部が「真っ赤」になると聞いて・・・。
「秋に、又、来たい!」と思わずにはいられない私でした。
そして、来た路線を同じように戻り、名古屋駅から帰京いたしました。
皆様、大変お疲れ様でございました。頑張りましょうね!