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2007年07月23日

愛知県「御津」にて、接遇研修会がありました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

毎年、4回の接遇研修会を計画してスタッフ教育をしている、
愛知県の葬儀団体においての、今年度研修会最終日を迎えました。
5月から6月にかけて、通い続けた愛知県です。
最終日は、私が大好きな蒲郡そばにある、
海と山に囲まれた「御津(みと)」という場所にある、葬祭ホールが会場でした。

 

研修会前日は、(去年もレポートしましたが…)海を見に、
「ラグーナ蒲郡」というヨットハーバーとショッピングセンター、
遊園地のある場所に向かいました。
おおよそ、私の生活環境の中には、海・ヨット・湾岸…などという世界は無くて、
時間があれば、迷わずに足が向いてしまうのが、このような場所です。
見えるものは、海とヨットハーバー、島々だけ…という最高の露天風呂がある、
「ラグーナの湯」で、本当にのんびり過ごしました。

すぐ裏側には、あの「海陽学園」があります。
トヨタ自動車などが出資して作られた、男子中高一貫の全寮制学校です。
周りにあるのは、海と野原だけ。これは勉強をするには、絶好の環境でしょうが…。
土日は、どこで遊ぶのかな? 遊ばないのかな?
ゲームなんかしないんだろうなあ。
我が家の息子達には、絶対に縁が無い場所だけに、私は妙に気になるのです。

 

研修会報告です。
今回は、真宗大谷派の葬儀進行での「模擬葬儀」がメインです。
もちろん「葬儀の接遇」という切り口で、
寺院様のサポート役に徹して、仕事をするための実践研究です。
今回、受講生の数は多く18人。
スタッフ2名体制での模擬葬儀実践ですから、9組になります。
模擬葬儀の開式前ご案内からお別れ準備~出棺までを全9回、
実践することになります。

「今夜は、通夜が入っていないので、時間があるだけ出来ますね。
私は、今日は、帰るだけの身ですから…」と、皆さんに告げて、
私も張り切って研修会を進めました。
いつもとにかく時間との戦いです。
尚且つ、講師としては、受講生の一つ一つのポイントを見逃すことなく、
しっかりと見て、聞いて、チェックすることが求められるので、
すごくハードな研修会でもあります。
(前日のリラックスが、いい意味でエネルギーになっております)

 

 

導師の転座、棺の窓蓋閉め…等、葬儀でより良いサポートをする為の、
様々な場面での接遇トレーニングをいたしました。
葬祭ホールでは、スタッフの和室でのご案内も多くあります。
このホールは、和室の入り口が、高めの小あがりになっています。
この場所でお客様を上手に誘導しながら、
スタッフは失礼の無いように身動きを取る必要があります。
控え室へのご案内、寺院様のご案内、茶菓のサービス…。
実際に動きながら、出来ること、出来ないこと、
やっていいこと、やってはいけないことの実践トレーニングをいたしました。

 

現場で行われることは、「知識」だけでは不十分です。
実際に行動出来なければ、意味がありません。
リーダーも新人も関係なく、全員が出来るようになることを目標に、
学んでいただきたいと思います。
結局は、1時間30分延長の5時半に全員終了。大変お疲れ様でございました。

4回の研修会が無事に終わりました。事務局の皆さんにも大変お世話になりました。
そして、次への課題も多く見えて来ました。
さらに上を目指して、地域ナンバー1を目標に、
お客様に喜ばれる葬儀を創造して行ってください。
この研修会で学んだことを身につけていくのは、これからの皆さんの仕事です。
どれだけ自分の物に出来るかは、それぞれの受講生のやる気に委ねられるのです。
頑張りましょう!

大変、お疲れ様でございました!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年07月23日 09:10

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