大阪会場は、宿泊は全員ホテル。
よって、ご覧の通り…たまには宴会もセットされているのだ。
(初日の講習会後ですよ)
手前のポッカリと空いている席が私の場所で、
私の周囲には高知と広島の受講生が座っている。
聞くところによると、昨年も高知県は全員合格らしい。(素晴らしい)
過去5年ほど続いていると思うが、若いスタッフが優秀ですね。
しかしこうなってしまったら、変なプレッシャーも掛かるようだ。
高知県の一部の地域。
出棺の際の卍マークの鉢巻の話は良く使わしてもらっている。
卍マークにも、右旋回と左旋回とあって意味も違うようだ。
(変身キャラの宇宙戦隊物かよって)
また、滅多に雪が降らない地域なのに、大雪が降ったある日の受注の話。
聞けば聞くほど面白い(失礼!)
神道の飾りで使う「かつお」…やっぱりね、予想してたよ。
お隣の愛媛県。
ワザワザ浜辺まで行って、祭壇を組み花輪を立ててゴクロウサン。
雨や風でボロボロになることも有るらしいけど、
飲んだ場所では、苦労話として最高に面白い。
(いいネタ持ってるね)
酔ったついでに、補陀落渡海(ふだらくとかい)の話を少しだけしました。
南方の彼方に、観音様の住む補陀落浄土があると、人々は船を出して…。
日本国内の補陀落の霊場としては和歌山県の熊野那智、高知の足摺岬など。
愛媛もまんざら遠くないのでもしかしたら…と思っています。
浄土の数も星の数…。
仏教の宗派で良く出てくる浄土は聞きなれていますが、
薬師如来の浄瑠璃浄土、お釈迦様の霊山浄土、観音様の補陀落浄土…。
たまに受講生と飲むと面白いですなあ。
実は初日の会場では、事務局は準備に追われています。
関西を中心として各県からいらっしゃるので、
(今回は石川県から福岡県まで)
座席の準備からテキスト及びアンケート用紙の配布と忙しい。
やっと皆さん揃われたようで、オリエンテーション。
受講生の皆さんは少し緊張気味です。
事務局の多忙さも、ここまで、後は講師が忙しい。
ここで出番だけど、以前に顔を見たことある人も結構いるよ。
(初級講習や中級葬儀司会技術講習で)
とりあえず、この試験の難しさについては少し強調して気を引き締めます。
ということで、まずは接遇対策から。
決して厳しいわけではありませんが、メリハリをきちんとつけて。
そのままの勢いで、実技筆記までを半日掛けて終わらしてしまいます。
実技筆記は無駄話も多いけど、皆さん為になるようですね。
終了時には、凄い疲労感と充実感が襲ってきて、
おまけに都会へ出てきた緊張も重なり、冒頭の写真のように弾けてしまうのです。
2次会は適当にバラけて、適当に楽しんでください。
2日目は幕張装飾と司会と、2グループに分けて行います。
幕の講師から、どうしても分けて欲しいとの希望なのですが、
全員に一台ずつテーブルが渡るようにという大贅沢。
しかも、テーブルとテーブルの距離は、実際の試験会場よりも広い。
講師も3人付いて、至れり尽くせり。
おまけにこの部屋、喫煙ルーム?
前夜仲良くなってるから、楽しい雰囲気が蔓延してました。
どっこい、司会は厳しいでっせ!
手は抜きませんからね、ビシビシいかして貰います。
普段あまり司会をやった事無い人も、許しません。
試験のフォーマットを良く理解して、自由課題、指定課題、誤読、つっかえ…。
時間の許す限り、徹底的にやりますよ。
講座の中では、お互いに受験生になったり審査官になったり…。
そうすることで、不思議と客観的に物事が見えたりするのです。
全員が今年の2級受験者、でも全員合格といかないのが試験だからね。
残念だけど、合否の判定だけが全てじゃないから。
試験まで一ヶ月、頑張ってくださいな!
それから、事務局のK氏が異動になりました。
この日が最後の業務ということに…。
(この異動というのも大分慣れましたけど、複雑な心境です)
私をはじめとして、弊社のスタッフが大変お世話になりました。
身体に気をつけて、これからも頑張ってください。