思いがけないご要望でしたので、少し驚きましたが、とてもうれしかったです。
「自分たちの、葬儀への想い、お客様への想いを 広告によって広く伝えよう」
という強い気持ちをお持ちなのですね。
イベントも同じですが、お客様にそのようなアピールをするには、
日頃から、葬儀という仕事を真摯に受け止めて、
お客様のことを大切にしようという思いがなければ、出来ないことだからです。
又、自分たちが支える<葬儀そのもの>に、ある程度の自信が無いと、
アピールというところまでは、たどり着きません。
私がよく、友人や知り合いに、
「いい葬儀屋さんの見つけ方」について聞かれると、こう答えます。
「葬儀屋さんに電話をしてみて! どんな対応をするか、確かめてみるのよ」
「言葉づかいや、こちらに対しての話し方、話の聞き方をチェックしてみて」
そして出来れば、
「葬儀屋さんに、直接尋ねてみること」
「そこで、どんなことをしているのか、自分の目や耳、体感で確かめること」
「感じがいい葬儀社は、多分、そのまま感じがいいお葬式をしてくれるであろうこと」
「そして、なるべく葬儀屋さんのチラシを取って置いて、じっくりと研究すること」
普段からその葬儀社様が、
葬儀についてどのように向き合っているか、いないかが、
何気ない行動や言葉に表れてくるのです。
決して一朝一夕には、行かないことです。
私は、その葬儀社様の熱い思いを感じました。
そしてこれからの繁栄をお祈りして、「ポエム」を新しく書き下ろしました。
そのチラシが出来上がり、
市管内20000枚の新聞折込チラシ広告を実施なさったとのことです。
そのご報告と共に、チラシを私のところに届けてくださいました。
素敵に出来上がっていました。
ありがとうございました!
この葬儀社様は、私に著作権使用料をお支払い戴くことで、
正しくお取引をしてくださっております。
昨今、テキストを含めて、無断でコピーされることが多く、
ガッカリな思いをしている私達にとって、
そういう方々ばかりでは無いと、深く安堵いたしました。
皆さん、コンプライアンスは遵守しましょうね。
以下に、ほんの少しだけ、抜粋いたします。
「遺族のつぶやき」 詩 加藤直美
あのう・・・
葬儀屋さん・・・
少し、待ってもらえますか?
急に、色々なことを聞かれても、
何て答えていいのかが、分かりません
(中略)
・・・とても不安なのです
行き場の無いこの気持ちを受け止めてもらえる場所は、
「葬儀屋さん」
あなたたちだけなのです
私はこれからも、この文章のような形で、
遺族の気持ちを代弁して行きたいと思っています。
お客様は、「言葉にならない言葉」を多く抱えながら、
葬儀の成功に向けて、葬儀社スタッフに協力しています。
少しでも、その気持ちをくみ取ることが出来る葬儀スタッフを育てるために、
これからも頑張って行こうと、思いを新たにいたしました。