JRの越後湯沢から長岡まで新幹線が不通だったので、バスに乗り換えて行きました。
又、帰りはバスと新幹線の乗継が悪く、1時間以上駅で待つことになるので、
新潟から郡山まで高速バスで向かったことも覚えています。
バスの中からは、お寺でお墓が倒れているのやら、
ブルーシートがかけられている家並みを見て、
私の事はとにかく、被災された皆さんは大変な日々だろうと、心が痛みました。
くしくも又今年、大きな地震があった後の、新潟行きでした。
2年前は地震で大変だった、
小千谷の葬祭ホールをお借りしての「初級者向け研修会」でした。
開催場所は、地震の後に建った葬祭ホールなので、とても新しくきれいでした。
町並みも地震後に建てられた、新しい家が多く、
頑丈にコンクリートを使った家が目立ちました。
研修会報告です。
控え室として通された寺院様控え室には、ススキが生けられていて、秋を感じました。
すでに他の研修会で出会っている方が多く、
「お元気でしたか?」という挨拶で、和やかに始まりました。
25名の、現場経験2~3年のスタッフが、集まってくれました。
2~3年目といえば、仕事を覚えて、
まさに現場の中心となって活躍している皆さんです。
まったくの新人の頃とは違って、葬儀の怖さも分かってきた時期でしょう。
それぞれに出てくる質問も、それなりに葬儀スタッフらしいものになってきました。
午前中は、接遇マナーを中心に、基本的なことの振り返りです。
そして徐々に、現場の形を取り入れながら、接遇スキルの勉強をしました。
接遇スキルは、あくまでも形の練習です。
しかしこれをしっかりと身につけることが大切です。
午後は、簡単なロープレのトレーニングに入りました。
実はこの日、通夜が入ってしまった関係で、
研修会場を結婚式場へ移動してからのロールプレイングでしたが、
部屋と椅子、そしてテーブルさえあれば、葬儀接遇のトレーニングは出来るのです。
何組かのスタッフが、かわるがわる実践しました。
最後には、講義のリクエストを戴いた「電話応対」を、
実際になさる方を中心に、簡単なロープレをいたしました。
それぞれのホールで、受注の初期の段階は、話す内容が異なるようですが、
詳しいマニュアルを作り、それに沿って練習することなどをお伝えいたしました。
この葬儀団体は、19年度が、葬祭ホール新設と増設のピークだそうです。
それと同時に、スタッフ教育も続けていかなくてはなりません。
次は、ベテランの方も混ぜて、
模擬葬儀などを含む「ロールプレイング研修会」をご提案いたしました。
葬儀の流れに沿ったトレーニングは、皆さんにとっても貴重な体験になると思います。
これからも、頑張りましょう。
大変お疲れ様でございました。