« 青山葬儀所にて(工場長) | メイン | 個人葬の司会を終えて (石川 元) »

2007年09月03日

葬儀司会研修会in宮城県 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

えっ、ウソ! カラーコピーのテキスト。(贅沢じゃない)
凄いですねえ、用意されたテキストを見てビックリです。
これを見る限り、やる気マンマンですな。
事務局の方ありがとうございました。
やっと受講生も半分が女性になって…他府県よりやや遅れ気味ですが、
それでもホール化及び女性化が進んでいる印象を受けました。(ヨッシャー)
今回の参加者は19名(男10・女9)でした。
大半の人が葬儀の司会を始めて間もないか、または未経験者です。

 

いつものようにパソコンを使って講義をしていきます。
900グラム程度のパソコンですが、それでも重いですなあ。
おまけに東北では珍しく、30度以上の日が連日続いていました。
(埼玉ではもっと暑過ぎて、風呂に入っている感覚でした)
更には葬祭ディレクター受験対策ではパソコンを持ち歩かないので、
何だか荷物が突然増えたようで。(これからは必需品ですがね)


 


上の写真がFUNETの機能選択画面の一部です。(見づらくてスマン)
7つの選択肢があるのですが、その中の一つ【MCライブラリ】に入り、
さらに現在6つある【MCライブラリ】機能の中から、
<司会音声ライブラリ>を選びます。(システム多すぎるんだよね)
正直全部使いこなしている人はいないんじゃないかな。

弊社でパソコンと言えばFUNETと決まっていますから、
これで音声をガンガン聴かせるわけです。
この日のテキストで使った素材と、まったく同じ素材を繰り返し繰り返し…。
それは1分程度のナレーションだったのですが、もう見違えるほどですよ。
同じ人がやっているのに、こんなにも違うのかと驚かされます。
弔電なんかも収録してあるので、もっと使えればいいんだろうけど…。
とにかく耳から入る勉強が、司会に適しているのは間違いない。
研修会では1日きりですけど、FUNET会員の司会者で、
実際に使っている方々の上達振りには眼を見張るものがあります。
(驚き・桃の木・山椒の木だっ!)

葬祭ホールを持っていて、司会業務をやり始めた人は上手くなるのが早い。
司会での音の流れを掴むのが巧みですね。
もっとも「司会ぶり」というのが、「どこが」「何が」大切なのか。
それを知ってしまえば、理解するのが早いのです。

基本中の基本である「発声練習」が…難しくて付いて来れない。
皆さんがそうなのですが、(最初の山場なんですが)
これを越えなければ上手くはなりません。
その上で、司会を始めるに当り準備するもの、打ち合わせの仕方、
データの取り方・活用の仕方、進行台本の効果的な使い方等々…。
学ぶことは、まだまた沢山ありますよ。


 


昼食をはさんで午後はマイクを回しっ放しです。
今日初めて司会をする人も何人か混じっていましたが、
何回もやるうちに…開き直るのか、慣れるのか…形になってきます。
それぞれレベル差がありますが、最後は課題の発表で締めました。
それも何度も繰り返し音声を聴かせた課題です。
(ウッフフきっと上手くなっているはず)


    

   


代表して7名の方に登場してもらいました。
予想通り、かなり上手くなっていました。
司会で大切なことは「言葉そのもの」ではなく、背景にあるものですよ。
音そのものが上向き、下向き、あるいは音の流れが…。
へえー、そういう考え方が存在したのか、
ではなく、今日学んだことを大切にしてください。
皆さん、これからも頑張ってくださいね。
大変お疲れ様でした。

<お知らせ>
FUNETの追悼文シリーズに、三つ折バージョンが追加になっています。
中々素敵なデザインで、作り方は以前と変わりません。
工場長より、近々報告があるでしょう。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年09月03日 08:00

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mcpbb.com/blog/mt-tb-funet.cgi/1141

(C)MCプロデュース 2004-2013 All Rights Reserved.