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2007年10月01日

石川さんが「PHPカラット」の取材を受けました その2(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

この日の東京駅の天候は曇り。
雨が降るのか晴れるのか、微妙な天候の中で、
PHPカラットの取材は始まりました。
八重洲富士屋ホテルの一室に、
PHP研究所の記者様、カメラウーマン、
そして、石川さんに私。
挨拶と名刺交換を済ませ、
いよいよ取材が始まりました。


取材記事のお題目は、
「愛される人の話し方。話術のプロに聞いてみよう!
 聞き手に好かれる話し方ってありますか?」
なるほど。
これが30歳前後の女性が知りたいことの一つなのでしょうか。
副題に、【上司から、後輩から、男性から!】と書いてあります。
…俗ぺぇ(工場長の心の声)。
これは、「葬儀における高度な司会テクニック」といった、
MCプロデュースらしいお話はできませんね。
浮世でない話なのに、浮いてしまいますね。

しかし、石川さんは上手に葬儀の話をちりばめながら、
記者の質問に応えておりました。
記者の女性の方も、石川さんが話しやすいように、
質問を投げかけてきます。
最初は、司会を始めた馴れ初め、
次に、どのような経緯で葬儀の司会を始めたのか、
そして、葬儀の司会で気をつけていること、
失敗したときの対処法…etc.

 

一方で、あまりに葬儀の話になり過ぎると、
紙面が暗くなると察したのか、記者は質問を変えてきました。
なんせ、PHPカラットですからね。ダイヤモンドのカラットですからね。
「普段の生活の中で、気をつけていることはありますか?」
「上司や同僚との会話で、どのような点を意識していますか?」
「他の会社の方とのコミュニケーションでは…」
喪服から普段着の質問に、いつの間にか遷移させているあたり、
さすがプロの聞き手ですね。

ただ、プライベートなコミュニケーションに関しては、
さすがの石川さんも応えにくそうにしていました。
「普段は口下手なので…(ホホホ)」
と、旨く交わすと、
「口下手な人のテクニックこそ、読者は聞いてみたいと思うのですよ!」
と、記者も旨く切り返す。
記事になりそうな部分は、相手も引きません。
何という女性達の駆け引き。

「…そうですねぇ。」
と、何とかひねり出して応える石川さん。
詳しくは11月6日発売の紙面をお読みあれ。
(結構いろいろ話していましたが、編集でどうなるやら)


さて、取材が一段落すると、写真撮影に移りました。
カメラマンの女性が重そうに運んできた照明に光が入り、
部屋全体も一気に明るくなりました。
一紙面の取材記事なのに、キチンと写真を撮っていただいてありがたい。

 

 

カメラマンが、体の角度やマイクの位置などを指示しながら、
パシャリとシャッターを切っていきます。
美しい構えだな…と、私はカメラマンを見ながら関心しておりました。

石川さんも、撮られることに慣れているのでしょうか。
カメラマンがシャッターに手をかけると、撮影用の表情に一変。
シャッター音が鳴り、カメラが外されると表情が休憩する。
普段の司会で顔の筋肉が訓練されているからかもしれませんが、
メリハリの付け方がプロでした。

取材者と私たちの呼吸が合っていたのが、
この写真撮影だったかもしれません。
30枚くらい撮っていたとは思いますが、
このうちの厳選された1枚か2枚しか使われないのは、惜しいなぁ。

 

実際にどのような写真が使われたのかは、
11月6日発売の「PHPカラット」を買って、
早く確かめたいところです。


最後に、今回の取材では時間が無くて話せなかった、
「プロとしての話し方のテクニック」を、次回の取材に繋げる期待もこめて、
石川さんに実演してもらったりしました。
MCプロデュースとしては、リアルなテクニック面、
知恵よりも技の部分を、もう少しお話したかったところです。

さて、冬の陣はあるのでしょうか。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年10月01日 09:28

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