出かける数日前、この日数時間開くことが分かっていた。
時間を有意義に使いたいと思っていたが…。
「あのさ、長崎と何処が違うんだよっ」
「いえ、全然違いますから」
「じゃあ、横浜とどう違うんだよっ!」
「まるっきり、ちゃいますって」(何で関西弁?)
とまあ、こんな調子で勧められたのである。
「風見鶏だけは、絶対に見てください!」
「なんで?…根拠あんの?」
「いや、雑誌みたいのだってよく載っているじゃないですか?」
「はあ???」(コイツ軽すぎるよ)
これが有名な風見鶏か…あれれ、風見鶏だけが切れていました。
それじゃ、風見鶏のドアップでどうぞ。
1977年NHK放送の連続テレビ小説「風見鶏」を憶えていますか?
私は当時18歳かな、全然憶えてまっしっぇーん。
何でだか知りませんが、まったく記憶にありません。
この年は「幸せの黄色いハンカチ」…これでしょうよ何といっても。
歌だったら「勝手にしやがれ」…完全に親父ですな。
さて九州の美人姉妹のご家庭と別れ、一人で神戸をウロウロ。
こういう街、やっぱり坂が多いね。
疲れるよ、バスに乗ればよかったなあ。
それと訳が分からん銅像が多すぎる。
もちろん異人がテーマで、楽器を演奏してるんだろうけど。
(何か、意味があるのでしょうか)
帰ったら工場長に質問しようっと。
高台に上ってみれば、神戸の街が一望の下に。
れっれっれ…ちっちゃいよー!
長崎と比べてしまうのですが、どうしても狭く見えますね。
それともこの角度がいけないのかなあ。
まあ神戸の町は、小さめということで。
そして異人館の少し先には、北野天満神社がありました。
霊顕あらたかな学問の神様らしく、菅原道真公をお祀りしてありました。
とりあえず寄ってみましたが、その説明書きにはちょっと驚きました。
この神社は神戸の町らしく、外国人の氏子も多く世界宗教の相互理念・・・。
確かにそうかもしれませんが、神道の神様は、日本を出てまで影響を及ぼすのかなあ。
そしてこの地の名前は、この神社に由来して「北野」と言うらしい。
世界3大宗教は、キリスト経・イスラム経・仏教。
それはこの3つが、国境や民族や文化を越えて、
人間の普遍的な愛について広く教えているから…だったような。
で、神道は…日本の領土を越えたらその影響力は?
そんなことを考えながら拝礼して、バチが当るかもね。
おっと時間が無くなってきた、大阪へ急がねば…。
ではまた。