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2007年10月11日

異人館 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

神戸での墓参りの帰り道、少し時間が空いたので三宮で下車。
工場長がうるさく言っていた有名な「異人館」へ。
実は巡回バスが通っているんですが、満員でとても並ぶ気になりません。
ちょっと遠くに見える、あれがそのバス。
観光地っぽい派手さがたまんない。


出かける数日前、この日数時間開くことが分かっていた。
時間を有意義に使いたいと思っていたが…。
「あのさ、長崎と何処が違うんだよっ」
「いえ、全然違いますから」
「じゃあ、横浜とどう違うんだよっ!」
「まるっきり、ちゃいますって」(何で関西弁?)
とまあ、こんな調子で勧められたのである。
「風見鶏だけは、絶対に見てください!」
「なんで?…根拠あんの?」
「いや、雑誌みたいのだってよく載っているじゃないですか?」
「はあ???」(コイツ軽すぎるよ)

 

これが有名な風見鶏か…あれれ、風見鶏だけが切れていました。
それじゃ、風見鶏のドアップでどうぞ。

 

1977年NHK放送の連続テレビ小説「風見鶏」を憶えていますか?
私は当時18歳かな、全然憶えてまっしっぇーん。
何でだか知りませんが、まったく記憶にありません。
この年は「幸せの黄色いハンカチ」…これでしょうよ何といっても。
歌だったら「勝手にしやがれ」…完全に親父ですな。

さて九州の美人姉妹のご家庭と別れ、一人で神戸をウロウロ。
こういう街、やっぱり坂が多いね。
疲れるよ、バスに乗ればよかったなあ。
それと訳が分からん銅像が多すぎる。
もちろん異人がテーマで、楽器を演奏してるんだろうけど。
(何か、意味があるのでしょうか)
帰ったら工場長に質問しようっと。

 
 
 

高台に上ってみれば、神戸の街が一望の下に。
れっれっれ…ちっちゃいよー!
長崎と比べてしまうのですが、どうしても狭く見えますね。
それともこの角度がいけないのかなあ。
まあ神戸の町は、小さめということで。

  

そして異人館の少し先には、北野天満神社がありました。
霊顕あらたかな学問の神様らしく、菅原道真公をお祀りしてありました。
とりあえず寄ってみましたが、その説明書きにはちょっと驚きました。
この神社は神戸の町らしく、外国人の氏子も多く世界宗教の相互理念・・・。
確かにそうかもしれませんが、神道の神様は、日本を出てまで影響を及ぼすのかなあ。
そしてこの地の名前は、この神社に由来して「北野」と言うらしい。

   

世界3大宗教は、キリスト経・イスラム経・仏教。
それはこの3つが、国境や民族や文化を越えて、
人間の普遍的な愛について広く教えているから…だったような。
で、神道は…日本の領土を越えたらその影響力は?
そんなことを考えながら拝礼して、バチが当るかもね。
おっと時間が無くなってきた、大阪へ急がねば…。
ではまた。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2007年10月11日 09:29

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