このホール、久しぶりですな。
聞けば最近、施行件数も右肩上がりらしい。(良かった)
ここの女性司会者は、全くの素人から出発したのですが、
それが却って功を奏したのか…結構達者ですぞ。(今日は司会の研修じゃないけど)
この日は葬儀が入ってなく時間がありそうだったので、
無理に司会役をお願いしました。(スイマセン、ありがとうございます)
では久しぶりに、簡単なホールのご紹介。
自動ドアを入ったエントランスから…以前よりも、
品物が増えていますが、色々と苦労されているようで。
遺影写真は、いちいち祭壇から降ろすことはありません。
式場入り口脇のこの場所に安置しておくそうです。
位牌は、驚くなかれ!
火葬場へ持っていく地域と、そうでない地域に分かれます。
法要の始まりとお骨が帰ってくる時間との関係からなんだけど、
この辺の理解が、東京の人間にはできないね。
それから、ざーと見て回った感じなんだけど、千羽鶴が多いね。
新潟は、鴇だろうって。(千羽鴇?)
式場の向かいの部屋は、今回の第一会場になっていまして、
普段は会食会場らしいです。ご覧の通り、円卓でお客様をお迎えします。
料理のお値段は、新潟ではこの会場周辺が一番高額でした。
メニュー表より、8.000円から…ブライダル並みのお値段ね。(ドッヒャー)
おーい秋田よ、もしかしたら新潟も食いモン高いぞー!
そして式場は、120席程度の広さを有した会場でした。
中庭が見えるスペースが確保してあり、その隣は分煙の部屋。
現在私は煙草を止めてますので関係ありません。
止めて気づいたことは、こんなにも煙草って臭うんだ…意外でした。
自動販売機も同じ場所にありました。
館長さんが、細かいコダワリを見せているらしく、
こんなところにも、あんなところにも…。
そして遺族や導師の控え室です。
導師の控え室には、当初トイレがありませんでした。
袈裟を着けて不浄は無理ですから、といっても白衣でウロウロするのも、
困りましたねえーということで、トイレ設置に踏み切ったそうです。
ところが水周りが、うまくいかないんですね。
でどうしているかというと、その都度お絞りを持参するとか。
最初から設計に入れておくべきだったのですが…。(トホホ)
しかし、明るい造りの部屋でしたよ。
研修は、最初の会場で基礎の復習とスライドを見てもらいました。
同時に、各自の自己紹介…これは後に、それぞれグループを作りますので、
その時に流れがスムーズにいくようにです。
葬祭ホールを実際に使用したロープレなんですが、参加者の中には、
まだ葬祭ホールで動いた経験が無い人も混じっていました。
参加者は20名、ピッタリ男女半々でした。
午後は式場内へ移動し、葬儀の流れに沿ってポイントを復習。
全員参加型の研修だから、休む暇は与えません。
常に●●役などと、役柄設定が与えられ、まるで主役のように大忙し。
ただし、自分で考えて、自分の好きなようにトライできるので、
皆さんの目の色が違っていましたね。(司会の研修とは大違い)
特にお別れのシーンでは、全員を5グループに分け、
つまり5パターンのお別れ方法が提示されて問題提起になったでしょう。
それぞれが他人の動きを真剣に学び、
良いところと、悪いところと区別しています。
この各グループでの意見交換や練習が一番の勉強だったみたい。
そして、そこから見えてきた接遇アテンダントのコツは?
動きについて考え方。
全体の構成について。
それぞれの個性を活かした動き。
サービス業として、同時に、宗教儀礼として。
答えは、色々見つかりましたね。
大変お疲れ様でした。