映画の著作権の保護期間は、2004年1月1日施行の改正著作権法で、
それまでの50年から70年へと延長された。
そこで何が大問題かというと、1953年公開の「シェーン」…最近では、
シェーン髪(カミング)バックのパロディが面白い…の廉価版DVDの販売を巡り、
アメリカのパラマウント・ピクチャーズ・コーポレーションが、
著作権を侵害されたとして、都内の廉価版DVD制作会社を相手に、
販売差し止めを求めた訴訟の上告審判決がでた。
文化庁は「12月31日の終わりと1月1日の始まりは連続している」との理由から、
53年公開映画「シェーン」の保護期間も70年まで延長される。
このような見解を出して、パラマウント側もこの見解に沿った主張だったが、
結果、2003年12月31日で映画の著作権は消滅しているという判決。
いやあ、著作権は慎重に扱わないとね。
実は音楽の著作権も簡単にはいきません。
危うきに近寄らずだね。
では映画がらみで「アイ・アム・サム」。
見ている人は知っているだろうが、自閉症の知的障害者であるサムを、
マドンナの彼氏だか何だとかで、世間を騒がせたという印象しかもっていなかった、
俳優のショーン・ペンが、それは見事に演じていた。
この映画で、私の彼に対する評価は、右から左へ受け流す…じゃなくて大きく変わった。
見てない人は是非見てね、感動すること間違いないよ。
因みに、女の子が(子役)半端でなくかわいらしいのだ。
子役と動物が出てきたら参ってしまうよね、ましてストーリーが…。
ところで「レインマン」では自閉症の役をダスティン・ホフマンが演じ、
「フォレストガンプ」では、知能指数の低い役柄をトム・ハンクスが演じ、
いずれの作品も好評を博している。
俳優として、ちょっと知能程度に問題がある役柄は「演じやすい」のかも。
(失礼があったらゴメンなさい)
そこで来年1月17日(木曜日)午後10時スタートの、
だいすき!!
同名の原作コミックの連ドラ版だが、8歳児程度の知能しか持たない母親が、
子育てをしながら成長する姿を描くらしい。
女優の(能瀬)香里奈さんが主役をやるらしいです。
普遍のテーマだからね、きっとヒットするでしょう。
さて、今年も皆様に大変お世話になりました。
弊社スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
そして、2008年もどうぞ宜しくお願いします。
良いお年をお迎えください。