娘:「あのさぁ~一定の心拍数を超え続けると早死にするらしいよ。蝉がそうでしょ?」
〔本当にこんな仕事ばかりしていたら、私、早死にしちゃうよ(~_~)〕
娘:「緊張しないようにする秘訣は、もっと緊張したときの事を思い出し自分を励ます
んでしょ!?今回が1番緊張するんじゃないの!どうすんの?」
〔え~~ぃ!うるさい(-_-メ)〕
しかし、当日、私は緊張しなかったのです。
この仕事の1週間くらい前から私は風邪をひき、耳鼻科通いをしておりました。
喉から出血しているらしく唾を飲んでも痛い。
耳鼻科の先生は、「出来るだけしゃべらないように安静に」と言うが、
ブライダルの司会が入っており、そうもいかない。
これ以上悪化しないように細心の注意を払ったつもりだったが、
普段の行いが悪いのか!? しゃべり手にとって一番厄介な咳に移行していった。
そこで無理を言って貰った大量の薬を飲み続け、現場に向かう羽目になった。
私は薬嫌いで、普段はほとんど薬を服用しないのですが、
本番が入っているときには、そんな事は言ってはいられません。
大量の薬に栄養ドリンク、それからビックスドロップを何箱なめた事か。
こんな最悪の体調で、こんな大きな仕事を・・・(私って、よっぽどツイてない)
―――――「なのに、本番、何故緊張しなかったのか!?」―――――
それは、眠気を大いに誘う薬のせいだったようです。
前の晩も爆睡、現場に向かう電車の中でもナレーション原稿を持ちながら・・・爆睡。
薬のお陰で神経が鈍感になっていたようです。
危ない、危ない・・・アドリブが主体になる司会だったら、
大失敗に終わっていたでしょうね。
薬のせいで自分の言葉が聞き取りにくい、頭がボーっとするなど、
副作用はありましたが、今回の場合は「緊張しなかった」と言うのは、
私にとって大きなプラスでした。
昔、緊張しすぎて、一瞬声が出なくなった事もありますからね。
あと薬のお陰で、痰も絡まず、クリアな声が出たような気がします。
(何事もポジティブに考えないとね)
しかし数日後、ますます風邪が悪化して、もっとひどい状態になるのですが。
何はともあれ、終わって良かった~~!
この日は、ボジョレ・ヌーボの解禁日でした。
勿論、た~んと頂きましたわ~~(*^_^*)
現場報告は、次回に続く・・・