弊社のホームページは、週間単位で異なるホストからの閲覧数が数千である。
今でこそ、この数をキープしているが、当初は酷いものであった。
さて、聴いてもらえば分かるだろうが、表現の幅が良く出ている。
オリジナルの弊社加藤の曲も効果的で、
橘の表現力がとても気に入っている作品だ。
変化の具合としての落とし方、間の取り方の長さの違い、
トーンの色、スピードの変化、そして呼吸…誉めにくいけど原稿もね。
私は、ナレーション原稿を自分で読まないと決めたら、急に世界が広がった。
自分が読むという前提を離れたら、どうせ他人が読むのだからと、
あらゆるタイプの人間に成り代わって(時には女にも)…とても楽しい作業になる。
本来、書き手というのは、こういうものなのだろうと思う。
実際のレコーディングは、世知辛い話だが、スタジオ使用料との勝負でもあり、
少し気に入らなくてもOKを出したり、後の編集作業で何とかしたりする。
それでも無尽蔵にお金を使った気がしている。
告白すると、総括して「何とも贅沢だ」と思う。
世の中で、私のナレーションがたくさん使われている。
最低限、表現はちゃんとやって欲しいと思う。
少なくとも、口跡はきっちりやって欲しいし、出来ればセミナーに出て欲しい。
私が通夜の席に参列した時、司会者が突然私のナレーションを始めた。
えっ?と思う間もなく、聴いてガックリ…何を考えているのやら。(ど下手)
しかも、誰かの物をコピーしたらしく、私が作ったものだということをご存じない。
遺族や参列者に対して、何とも失礼だなと思う。
そんな司会者が存在するので、ナレーションは賑々しい(にぎにぎしい)とか、
司会者の独りよがり…そう見られているのだ。
ただ単に、司会じゃない人が司会進行をやっているだけなのに。
だから、このようにFUNETの無料音声試聴を用意して、
お金にもならないのに、もう3年近く流し続けている。
是非聴いていただきたい!
毎月1つ聴くことで、継続して聴く事で、少しは上達するはずです。
過去に収録済みの、これだけのトラック…無駄には出来ない。
現在はe―ラーニングとして、司会音声の勉強を軸としているが、
今後はFUNETのシステムの中に落とし込んでいこうと思う。
ハードでITと呼ばれるタイプには興味が無い。
私はソフト以外には意味がないだろうと思っているから。
まだまだ、やらなければならないことが、山積みで残っている。