ここは占有面積が広いので、式場内外において使い勝手が多様で、
担当者さんにとっては、面白くもあり、頭を悩ませる式場かもしれませんね。
固定椅子では無くなったので、円卓を置き、
ホテルのお別れ会に近い形式でのお式も可能になるでしょう。
青山葬儀所は、格式のある固い雰囲気の式場というイメージがありますが、
今後、ホテルのような優しい柔らかい雰囲気を出す事も可能になり、
ニーズの幅が広がりますね。
さて故人のトレードカラーは“黒”という印象が強く、
ご本人も大変“黒”がお好きだったようですが、青山葬儀所全体が“白”で統一され、
とても清潔感があり品よく仕上がっていたように思います。
献花のガーベラも“白”でした。
マスコミの間では、都知事選のようなパフォーマンスや、
選挙カーの展示等が期待されていたようですが、
喪主様の意向は「静かに送り出したいと・・・」
そして、故人も実際は“静かな方”だったようです。
シンプル イズ ベスト!!
祭壇も進行も至ってシンプル。
特にメモリアルコーナーは作らずに、オブジェのようにさり気なく置かれていた
故人のミニチュアの作品に目を奪われました。
また、祭壇の両サイドには、大きなモニターで故人の様子が映し出され、
受付では故人の略歴や役職、受賞作品などが記された、
三つ折の印刷物が配られておりました。
国内に留まらず、海外でも大変ご活躍された故人の偉大さを改めて痛感します。
すべてそれぞれの業者さんの手で作られた一級品ですが、
手作りでコストを抑えての“故人らしさ”を演出するなら
【FUNET】をご活用いただきたいですね。
また返礼品も数々あり、工場長は了解を頂き、お持ち帰りをしておりました。
記念になりますものね・・・。
外回りに設置されたテントは、可愛らしく、
いつもの葬儀テントとは全く違うもので、しかもテント内は温かく快適でした。
実は本番前、寒くなると、私もテント内で温まっていました。
(青山葬儀所の式場内は寒いですからね)
ただ式場とテント内に入れなかった参列者も大勢いらしたようで、
寒い中、立って長時間、献花をお待ち頂いた参列者には申し訳ないです。
晴れて比較的暖かい1日に恵まれた事は、本当に良かったと思います。
取材陣も大勢集まりましたので、次の日に各局のワイドショーで放映され、
ちらっと私も映っていたとか・・・。
友人や親戚から連絡がありました。
親戚はTVを観て、私の事を随分出世したと思っているらしい・・・(-“-)
(ど、どうも・・(^_^;)ありがたいですなぁ~~)
では、《現場報告・2》はまた次回・・・