私が最近、連続でお伝えしている「映像」については、
昨今、葬儀業界でも定番になりつつあります。
映像を自社のスタッフが、自分たちのセンスで作るのが当たり前なのです。
他人任せではいけません、自分でやりましょう。
続けていればアーラ不思議、司会と同様上手くなるのですね。
もう何処までが玄人で、何処からが素人という線引きもありません。
まったくのボーダーレス状態というか、それが、これから来る時代というか。
しかし、これは一般的な話であって、
ピンポイントの話では必ずしもそうではないようです。
そこで今日ご紹介するスライドショー。
FUNETも映像の新バージョンが2月1日よりオープンしますが、
ことスライドショーに関して言えば、映像は元より“言葉”が大きな要素。
その言葉の使い方は、プロが充分上手いね。
前回に続いてyoutubeから転載しますが、楽しいバージョンです。
弊社の中では、1年半ほど前から話題になっておりました。
では、見てください。
中村屋 結婚式スピーチ
素晴らしいですな、腹を抱えて笑ってしまいますね。
笑いのセンスも素晴らしいし、俳優さんの科白も巧みです。
(実はプロですからね、当たり前だけど)
出演者は楽しんでやっているのですが…ちょっと待った!…。
やはり…考えてやっているのです。
収録は楽しいけれど、適当にやっているわけではない。
台本は存在しますよ。
ただし、台本も「台の上からはみ出さなければOK」でしょう。
台の上から出てしまったら駄目…これは葬儀司会の台本と同じ考え方です。
やる側は、ある意味真剣ですから。
総合的な映像センスというのも優れていると思いますよ。
字の大きさやフォントの感覚、漢字とひらがなの区別、
間の取り方や強弱のつけ方、そして、ほじくり方や引き回し方や遊び方…
楽しいバージョンは、あまり分析しても面白くないから、ひたすら楽しみましょう。
実は弔辞バージョンも存在しますが、これはイマイチでしたね。
やっぱ同じ業界だから、ちょっと笑えなかったです。
でも宮藤官九郎は、やはり天才ですな。
では・・・。