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2008年02月13日

MC-BGM配信サービス (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

かつて、私が中学生の頃…音源はレコードとテープだった。
テープにダビングすることが、何と便利で機能的で…と思っていた。
それから10年、いつの間にか音源はレコードからCDに変わり(レコと共存)、
そして音楽テープはシブトク生き残っていた…私が20代の頃である。
そしてまた10年、レコード店とはいうものの実態はCD屋であり、
テープは凄く希少になって、MDに録音するのが常識の時代だった。
そしてあっという間に、パソコンの普及(ブロードバンド化)と共に、
全てがCDに塗り替えられていく。
思えば1970年代の終わり、ソニーのウォークマンの登場で、
その後テープもMDもCDもヘッドホンステレオ化し、世界の若者に浸透していく。
(因みに大ヒットしたウォークマンという名称は、社長の留守に決められたらしい)
でも、これで終わりではない。

今、時代の主流は、MP3だ。
MP3とは何だって?
M…マジで、P…ピリピリしている、3…30代・・・ではなくて、
MP3とは、デジタル音声のための圧縮音声ファイルフォーマットのひとつ。
音声データの極端な劣化を伴わずに圧縮できるので、パソコンに取り込むのに便利。
何やら良く分からないと思うので、近くの電気屋へ行って、写真を撮ってきました。

【写真左下の赤いモノ】がみえるでしょ、それがUSBポート。
最近のオーディオ機器には、USBポートが付いていて当たり前なんですよ。
えっ? USBポートって何だって?
U…ウルトラ、S…スーパー、B…ボインですよ。
そんなわけないかって。
USBポートとは、USBケーブルを差し込む接続口(コネクタ)で、キーボード、マウス、
プリンタ、デジカメ等の周辺機器に付いています。
(あーもう嫌!)
で、そこに(USBポート)MP3データを入れておくだけで、
アンプが自動的に読み込んでくれるのです。
しかも軽いデータなので、1ギガのUSBポートで、
普通のアルバムCD20枚分程度は大丈夫でしょう。
経済的で、ポケットに収まる程度で、持ち運びにとても便利で、
おまけに使いやすいのです。
USBの接続口(コネクタ)はこうなってますよ。(他のAV機器より)

しかし問題があります。
我々の業界は大分出遅れていまして、葬儀会館のハード設備には、
残念ながらUSBポートのコネクタがありません。
頼むから、これから会館をと考えている人は、当然のように用意しましょう。
(お願いします)
先日、これから葬祭会館建設の予定がある人と話しをしていて、
司会席の設計の話題になってこの話をしたら大変喜んでくださいました。
これからの会館の設備には、是非用意してください。

それから、まあ少し格好は悪いけど、古い会館でも簡単に流せます。
ただし、MP3再生機器が必要になってきます。
市販のもので5千円程度~2万円程度でしょう。
それをそのままイヤホンジャックに差し込むだけで、OK。
時代はとっくに変わっていますよ。
では再生機器の写真も。

下の写真はiPodなんですが、これも再生機器としては充分使えますよ。
どちらもイヤホンジャックから、白と赤の音声端子繋ぐだけ。
ついでに白と赤の音声端子とは、これです。

というわけで、弊社ではFUNETでのMC-BGM配信サービスを始めました。
おそらく葬祭業界としては初めてじゃないかな。
これから益々映像の時代、音楽なくしてビジネスは成り立ちません。
これまでも、音楽葬なんかでは平気で市販の音楽を流していたようだけど、
コンプライアンスを遵守しましょうよ。
現在、どの業界でも、真剣に取り組んでいることです。
危機意識が少ない業者のリスクは高い。
ご用心ですね。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年02月13日 09:00

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