このたび「ローマ字式略語辞典」なるものが出版されるらしい。
ニュースによると、ミニ辞典「KY式日本語」(大修館書店)だって。
その中味も、全く理解できない日本語のオンパレードで驚きであった。
そもそもKY(空気読めない)やJK(女子高生)でさえ分からなかったのに。
では少し紹介しましょう。
ATM…普通は銀行を思い出すけど…アホな父ちゃんもういらへん(笑)
CB…僕らの世代はバイクかな…超微妙(変)
FK…フリーキックで決まり…ファンデーション濃い(ついていけない)
GMM…なんだコリャ?…偶然街で会った元カレ(複雑すぎるよ)
HD…ハードディスク?…ヒマだから電話する(略す意味なし)
IT…インターネット以外で?…アイス食べたい(馬鹿にしとんのか!)
IW…ウイスキーのハーパー?…意味わかんない(俺が分からんわい)
3M…わからないなあ…マジでもう無理(答え見てもわかりません???)
MM・・・マジで迷惑か?…マジムカつく・・・(惜しいなあ)
ND…ヌードダンサーって分けないよね…人間としてどうよ(お前に言いたいわ)
HK…語呂が浮かびません、降参します…話変わるけど(言葉になってないよ)
PK…サッカーのピーケー以外にあるか…パンツ食い込む(・・・えっ?)
この辞典…正直意味がないような気もしますねえ。
若者の言葉、それも寿命が短そうな言葉を覚えてどうしますか。
でも面白いから買おうかな、どうしょうか迷っています。
辞典繋がりなんだけど、岩村書店の広辞苑。
2008年1月11日に第六版が出ている。
第五版が1998年だから、10年振りということか。
前回より1万語ほど追加し、収録語数は24万語。
その第五版で「茶髪」という言葉を収録した際、
「広辞苑は若者が髪を染めることを認めるのか」というクレームもあったらしい。
10年経ったら、髪を染めるのは当たり前の時代になっちゃった。
そして今回、議論の末に掲載を見送った言葉、それは「キャバクラ」。
理由は「キャバクラ」を定義づける解説文が書けなかったそうだが。
10年経ったら…どうなっているだろうか?
第六版広辞苑は買わないとね。