私自身が葬儀の現場で仕事を始めたのが、1997年でした。
葬祭専門の接遇講師になりたくて、その現場を体験したくて迷わずに飛び込みました。
そして「葬儀の仕事に、はまった」私でした。
それ以来、葬儀の現場で、あらゆる立場を体験しながら、
講師としての幅も広げてきたつもりです。
そしてこの度、大変ありがたいことに、綜合ユニコムさんから、
「葬儀スタッフ向け接遇教育DVD」を発売させていただくことになりました。
これまで、同じく綜合ユニコムさんでは、
私のミュージックセラピストとしての音楽活動から「葬送BGM」の作曲、編曲で、
数十曲のBGMをこの世に送らせていただいております。
そして、フューネラルビジネス誌には、
そのリリースに関するエッセイを掲載させていただきました。
又、葬祭新人スタッフ教育についても、数回にわたり書かせていただきました。
そのすべての活動の根っこである「私のグリーフに対する理念」を、
今度はDVD制作という形でお手伝いできることは、本当にありがたいことです。
「教えることは、学ぶことなり」
講師としての自分が迷っていたり、不安でいれば、それは受講生にも伝わります。
ですから最初の目標は、私が講師として育つことでした。
この11年間、全国の葬儀社様に伺っての研修会、
1回、1回で出会う全てのスタッフの皆さんから、
「講師とはどうあるべきか」を教えていただいたような気がいたします。
私自身も、葬儀に携わる皆さんと真正面から向き合い、悩み、
考えてきたことをこのDVDに凝縮できたらと思っております。
現在、シナリオも大筋出来上がり、撮影に向けての準備が進んでおります。
今回の撮影そのものも、これまでに出会った葬儀社様や業界の皆様に、
快くお手伝いいただきながら進んでおります。
綜合ユニコムさんご担当者K氏はじめ、ご協力いただく皆様には、
心から感謝いたします。
そしてこの経験を又、研修会そのものに生かして行こうと思っております。
頑張ります!