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2008年02月11日

「簡単スライドショー」を使用してみて その①(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日機会があって、とある葬儀社の大型葬儀で、
FUNETの「簡単スライドショー」を使用しました。
実際に通夜から葬儀に入り込んで、
自ら写真を撮るところから「簡単スライドショー」を作るのは、
初めての経験です。さて、どうしたものか。

どうしたものか…と思案するも、
「簡単スライドショー」での映像作りなので、考えることは一つです。
それは、『どんな写真を撮るか』ということ。

そもそも「簡単スライドショー」とは、デジタルカメラで写真を撮ると、
撮った写真がすぐにスライドショーになるシステムです。
なので、『どんな写真を撮るか』だけを考えればよいわけです。
簡単ですが、どう撮るかによって映像の見え方が変わってきますので、
そのあたりの構成を慎重に考えなければなりません。
式の進行を頭に入れながら、
写真の順番やアップや引きをある程度頭に入れていきます。

結局、式場の「外」から徐々に式場の「中」に入っていき、
故人に焦点を絞っていく、という流れにしてみました。
式が始まる前は、メモリアルコーナー周り、
特に個々の故人の写真、家族写真を丁寧に撮ってきました。

式が始まれば、導師入場、指名焼香、一般焼香と、撮っていきます。
このあたりは、プロのカメラマンが入っていた葬儀だったので、
彼に付いて同じ位置で撮れば、それなりに良いアングルで撮れます。
また、二人カメラマンが居ても、
同じ位置であれば、遺族親族もあまり気にならないでしょうし。
行動パターンは、二年前の久留米の社葬の時と似ています。

そのようにして、通夜だけで150枚程度写真を撮りました。
目安の写真枚数よりも、圧倒的に数が多くなってしまいました。
(まぁ、写真のみに専念していましたからね)
この枚数の写真が一瞬でスライドショーになるのですから凄いものです。
撮った写真を見直して、流れに違和感が無いかをチェックし、
早速、通夜振舞いの席で大型モニターに流しました。

この会館には、司会ブースにAV機器をコントロールするものがあります。
そこで、CDやMD、DVDやビデオ、はたまたマイクやカメラなど、
全てのAV環境を制御しています。
会食する部屋の大型モニター2台にも、ここから情報を送ります。
外部からのAVコードを挿すアウトラインも備わっていましたので、
そこから「簡単スライドショー」を接続し、映像を流しました。
当然の設備なのかもしれませんが、非常に便利でした。

さて肝心の映像の反応はと言いますと、…合格点と言ったところでしょうか。
円卓での賑やかな会食だったのですが、
会葬者同士の会話が弾む人も居れば、映像を見ながら食事をする人も居る。
映像を見ていた人は、「へぇ~」という感じで見ていました。
なかなかの好感触だったと思います。

今回ご協力いただいた館長のI氏も、その様子を目にし、
「なかなか面白そうなシステムじゃない」と興味を持ちました。
一瞬で映像が出来ますからね。その瞬時性に興味を持たれたようです。
この葬儀社でもスライドショー映像をサービスとしているようですが、
こんなに早くは出来ないようです。
詳しい話は明日の葬儀後にさせてもらうとして、
明日の葬儀でも使用させていただく許可をいただきました。

まずは、無事に「簡単スライドショー」を使うことが出来ました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年02月11日 09:30

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