既に読まれた方も多いと思いますが、概要は、
葬儀金額のこと、現場で恥をかかないマナーのこと、
全国の葬儀のやり方…などなど。
葬儀は地域性が高いので、「んん?」と思うこともありますが、
そこは全国誌の限界ということで目をつぶります。
それでも、イラストや写真を多用して、一般消費者に解かりやすく、
充実した内容だったと思います。
日の当たらない、葬儀という分野を特集してくれたことも、
有難いですしね。
個人的に気になったのは映像に関して書かれた箇所です。
こんな時こそ、デジタルの力で追悼映像はいかが?…というくだり。
スライドショー作成ソフトやAV機器が4つ紹介されていました。
作り方等は大雑把に書かれていますが、
葬儀で今、映像が注目されているということがとても理解できます。
マッキントッシュのソフトが紹介されていて、
一般的なウィンドウズソフトがあまり推されないのは、疑問が残りましたが…。
映像関連の商品は、これからも成長していきそうな予感がします。
ただ、一つ注意しなければなと思ったのは、
記事では著作権に関してあまり触れていなかったこと。
一般人が自分で作成して私的に使うための書き方なのでしょうね。
『手持ちのCDからお気に入りの曲を取り込んでBGMに』という表現もなされていましたが、
営利目的で営業している私たちとしては、文字通り受け取ることはできません。
使用するBGMや画像にかかる諸権利に関しては、
営利目的で活用するためにクリアしなければならない壁は多いのです…。
そのあたり記事の文面も注意して読み進めなければと、自戒したところです。
こんなところでしょうか。
全国誌ではあまり葬儀特集が無いので、貴重な号でした。
勉強になりました。
葬儀社のI様、加藤さん!ありがとうございました!!
ちなみに、映像関連で言うと、
東芝がHDDVDの撤退を発表しましたね。
記録メディアは、2つの候補が出て1つが残る…
というのが歴史の宿命のようです。
次世代DVDの需要がどこまであるのか…という点の課題もありますけど、
ひとまずブルーレイディスク陣営は、祝杯を挙げているのでしょうか。
ただ、今は指の先くらいのマイクロSDカードに、8GBとかのデータが入りますからね。
今後もブルーレイディスクの開発を続けなければならないソニーの方が、
返って痛手を被るかもしれません。