1997年のバレンタインデイ。
武道館コンサートに行って以来の、セリーヌとの再会でした。
古くは、ジュディ・ガーランドから、その娘のライザ・ミネリ、
ジェファー・ビールス、ホイットニー・ヒューストン・・・現在は、
セリーヌ・ディオンまで、私はシャウトするタイプの女性歌手が大好きです。
とにかく聞いていてスカッとするのです。
気持ちがいいのです。
昨年10月の先行予約で取ったセリーヌの来日チケットは、
年越しをしても大切に保管しておりました。
(3月が来るのは、早かったですねえ)
実は今年は結婚20周年。
(よくもまあ、ここまで続いたこと・・・)
まだまだ子育て中なので、大げさなことは出来ません。
でも今年はささやかなイベントをしようと思っています。
そして、今回何年振りかで夫とコンサートに行ってきました。
3月9日(日)いよいよ、東京ドームに行って参りました。
ドームコンサートは、初めてでした。
水道橋の駅を降りると、東京ドームが見えてきました。
駅からもすごい人の列です。
多分この人達みんなセリーヌを聞きに行くのですね・・・。
東京ドームには、通常でも5万5千人が入るそうですが、
この日はアリーナにも相当数の椅子が並べられています。
いったいこの日は何人、入るのでしょう・・・。
満員でした。
6時開演なのに4時から開場します。
それだけたくさんの人が自分の座席を探して、
右往左往するわけですから時間がかかりますよね。
なのに、結局ギリギリにならないと、人というのは入って来ないのです。
開演前のドーム周辺は、人、人、人・・・の長い列が続きました。
入り口もたくさんあって、どこを歩いていても同じような景色で、
さすがの私も迷いそうでした。
私は、セリーヌ・ディオンだけは、10年位前からCDを買っています。
最近出た「ラスベガス」でのショーを収録した2枚組DVDも買いました。
この内容はすごいです。
彼女のために作ったラスベガスの劇場での数年間に渡る公演は、
世界中からお客様を集めたそうです。
そのショーの裏側が、もう1枚のDVDに入っています。
これが又、おもしろい・・・ダンサーの様子やインタビュー等、
又、家族と一緒にいるプライベートな彼女の人となりまでも見ることが出来ます。
さてこの日は、アリーナの真ん中に土俵のようなステージが出来ていて、
四方八方に動きながらのコンサートでした。
歌唱力の素晴らしさは健在でした。
バラードあり、ロックあり、ブルースあり・・・。
ダンサーもたくさんいて、大画面で見ることが出来る演出もあり、
見ているだけでも十分に楽しめるものでした。
でも、出来れば武道館のように、ステージは一方だけを向いていて、
こちらからセリーヌの姿を見ることの出来るコンサートが良いなあ・・・と思いました。
しかし、その迫力は圧倒するものがありました。
プログラムの真ん中あたりから私はほとんど立ったままで、
手拍子や歌ったりの興奮状態でした。
アリーナで、どれだけの大声を出しても、
広すぎて声が散ってしまい自分の声が聞こえないのです。
声が枯れました。
最後の「マイ ハート ウィル ゴー オン」(タイタニックの主題歌)♪♪・・・
♪♪・・・うっとりと聞いて、又、頑張るエネルギーをもらいました。
「又、日本に来てね。ありがとう! セリーヌ!」