アンケートは講習の中で、20分ほど時間を取り、出来るだけ答えている。
いいコミュニケーションにもなり、まあどちらかと言うと私は人と話すのが好きだから、
地方色豊かな話題になるのが面白いし、講習も一時和む。
今回、事前アンケート用紙の「悩み・疑問・目標などお書きください」の項目に、
目立った内容として(数名の方が同趣旨)、それぞれが違う人生を歩んだ故人の人生を、
ナレーションという形で紹介しているのだが、その際の取材のコツがあれば、
是非聞かせていただきたい…というものが多かった。
これは、ベーシック講座の内容ではないなあ…と思ったが、一応答えていた。
この種の質問に答えるには、例えは悪いが、予備的知識がない人に、
相対性理論を分かりやすく解説するようなものだ。(まず無理)
ナレーションの目的、分類、構成、実践、作成方法、分析、設計図…
の説明なしに、一口でアドバイスするには、私自身のやり方をヒントにするしかない。
こんな答えでいいのだろうか?とも思ったが、仕方がないだろう。
それとも講座の雰囲気をガラリと変えて、三輪明宏や江原啓之じゃないけど、
遺影写真のスピリチュアルカウンセラーをやったりして…(笑)
その次に複数寄せられた疑問点は、著作権に関すること…特に音楽。
これは下手な答えは拙いので、日本音楽著作権協会などの団体が中心に配布している、
著作権等に関する資料を提出した。
何日も前から事前アンケートを読んだ結果だ。(良かった)
音楽著作権のコンプライアンスは非常に難しいが、守るべきものは守らなきゃ。
機会があればホームページ上か、制約付きならFUNET上(会員のみ)にアップする。
ついでに頂いた質問で、画像の著作権の問題も…頭痛いよねホント。
それから現在のように、施行側がスタッフは女性主体、より自由な発想、
地域も大事だが、より家族重視、より親切な葬儀を心がけている。
一方、顧客サイドは、少子高齢化・自由なスタイルが主流になり、
葬儀の規模が小規模化・家族葬化したときに(価格は低下するけど)、
従来にないオリジナリティの空間演出は不可欠との結論に達して、
儀式の重要性を再認識し、その上で司会に重点を置くべく後輩の指導を目指した時、
10年続いている葬祭セレモニー司会術「ベーシック講座」を参考に学びに来た。
まとめると以上のようになる(長くてメンゴ)のだろうが、これも複数名。
参加者の肩書きがベーシック講座にしては偉い人が来るんだねえ…
なんて言う時は、まあ大体このタイプが多いのも、ここ数年の特徴です。
今回のお手本CDはきっと役に立つと思いますよ。
分かりやすく、聴きやすく、敬語は最小限に、癖のない司会をどうぞ!
後方の展示スペースでは、お経本や綜合ユニコム様との連携商品や、
そしてFUNETの宣伝も少しさせていただきました。
ライフヒストリーパネルからFUNET追悼文など…。
そして今回はモニターを使って、簡単スライドショーの実演です。
デジカメで撮った写真が、その場で、音楽付き、ナレーション付き、
おまけに文字付きの、その場で出来る「簡単スライドショー」。
やっぱりインパクトは一番でしたよ。
後日受講生の皆さんには、個別に「表現スキル」アドバイスシートが届きます。
CDと併用して、今後も頑張って上達してください。
大変お疲れ様でした。
明日は「キャリアアップ講座」>
この講座もCD配布を前提に、プレゼンテーションを大幅改訂。
お楽しみに!