第14回葬祭セレモニー司会術「キャリアアップ講座」の、
実践的「葬儀ナレーション」活用講座が終了しました。
今回は参加者の3分の1が九州からで、出来ることなら九州開催にしたかったわ。
特に「SAGA」の佐賀県からは、5人も参加があり…ちょっと驚き。
キャリアアップ講座の難しさは、ベーシック講座からのステップ組と、
そうでない人の差が(SAGA)激しいこと。(しつこい)
自分の司会に自信があるからなのか、ナレーションが欲しいだけなのか、
理由はきっと様々だけど、大概の人がどうしようもなく沈んでいく。
ベーシック講座のレベルの高さが分かってないんだよね、
またネーミングも「ベーシック講座」というのはいかがなものか?
簡単な、あるいは初歩的な、そんなイメージが先行してはいないか。
例えば「葬儀司会ゼミ・ベーシック講座編」とか(ゼミっていうのが学術っぽい)
「葬儀司会徹底トレーニング・ベーシック講座編」とか、(徹底がつくと、ちょっと難しそう)
「葬儀司会プロフェッショナル・実践ベーシック講座編」とか。(プロフェッショナルがいいね)
決めた、来年は異動になるだろうK担当者と相談しましょう。
で今回も、葬儀社の参加は半分以下。
ぎょうさんプロの司会者連中がきなはったでぇー!
がばいプロの人ばっかりやったもんね!…無理やり佐賀弁にすな
資料は、テキスト2冊(メインとサブ)に資料として別冊3冊、
更にはお手本のCDを添付するという大盤振る舞い。(ホーレ・ホーレ、まだ足らんかい)
受講後のアンケートにはいつも満足しているが、
「資料は豊富に欲しいけど、どうしても講座のスピードが速くて疲れた」。
スマン、疲れさせてって…俺はもっと疲れてるよ!
でも6時間程度は、我慢しろって。
(スンマっセン、ギャグの切れ味悪いっすよね)
葬儀社の方で、一週間前のベーシック講座にも出た方が3名。
流石に理屈が良く分かっている感じ…これから期待がもてますなあ。
司会は「変化」を知るべきです。いろんな変化があります。
それを理屈として学び、技術として取り入れ、経験を積む。
プロ司会の方々は、実力にバラつきが多い。
基礎がしっかり出来ている人(必ずしも仕事に直結はしないだろう)は、
いきなりキャリアアップに来ても、まあ何とかついていける。
基礎がしっかりしてない人は、自分に癖が付いていることさえ気づかない。
どうして周囲の人が…周りの司会者やスタッフが…教えてあげないのか。
聴く耳が、そのレベルにまで至っていないのか?
講座に出て指摘を受け、また他の参加者との違いに気づき「ハッ」とする。
ショックかも知れないが、これで大きく変わる可能性が生まれたのだ。
10年葬儀司会講座を続けているけど、その頃からプロ化が始まり、
多くのプロ司会者の方が受講された。
世の中に、司会の学校はたくさんあるけど、スクーリングをしているところで、
真面目に教えている学校はどれくらい?
「きりきらず、プロミネンス、エロキューション…」言葉も習ってないなんて。
「進行の司会、宴会の司会、儀礼(儀式)の司会」等の分析は?
10年経った今となっては、葬儀司会のレベルの高さを実感しますね。
もったいないので、明日に続く。