広報委員の仕事の中心は、学校の広報誌作りです。
高校の場合、来年度新入生を呼び込むための、
学校を知らせる手段としての大切な使命もあります。
学校行事や生徒の日常を取材して、レイアウト等を考えて、何回も集まって
「ああだ、こうだ」と編集会議の日々・・・と、昔聞いた記憶がありました。
「この忙しい私に、出来るのかなあ・・・」一抹の不安がよぎりました。
しかし・・・今や時代は、変わっていたのです!
それほど頻繁に集まらなくても、取材資料(データ)さえあれば、
ある程度の所までは、WEB上で作成できるのです。
文章は元より、写真だってデジカメさえあれば、
「どんどん撮って、載せて行けばいい」という感じです。
そして、お母さんの中にはパソコンで仕事をしている人が、すごく多いです。
去年一緒だったあるお母さんは、パソコンを教えているプロで、
私は「印刷屋さん要らず・・・」と、ひそかに思ったほどでした。
そのお母さんが「今年もやろうよ!」と、調子よく私を誘うものですから・・・。
(去年も楽しかったし・・・)
クラスの中で立候補しました。
そしたら、広報委員長にまでなってしまいました。
もちろん周りのお母さん達の強力なサポートがあります。
蓋を開けてみたら、今年は各学年に、パソコンのプロがいました。
これには、感謝しました。
私は、人的な部分で皆さんをまとめて、学校との連携を図るだけです。
(やっぱり、広報委員会でも「宴会部長でした」)
やるからには楽しんでやらなきゃあ、損ですよね。
福岡の研修会から帰った翌日、第1回委員会がありました。
10人ほどのお母さんが集まって、わいわいと賑やかに前期広報誌の相談をしました。
PTA活動というのは、世の中の縮図です。
ここで起きていることは、社会の中でも起きている・・・と思います。
お母さん達だけの小さな世界ですが、そこはとても深いです。
楽しんで、遊んで、愉快に・・・という、
仕事では使わない私の神経を大いに刺激してくれそうで、楽しみにしています。
1回目は、まず、年間予定を全部書き出して、計画表にしました。
この行事には、どのような取材が必要で、担当者は誰で、
ナニをいつまでに、どのように・・・と、今年は仕事の先が見えるよう、
様々なことをシステム化して行くつもりです。
忙しいお母さん達が、ちょっと大変でも顔を出して、楽しんで仕事が出来るように、
そして、携わって良かった!と思えるような委員会にしていきます。
・・・どうやら、井手社長も、ナニかPTA活動をしているらしい・・・。
ムフフ・・・どんな顔して、お母さん達に囲まれているのでしょうね。
福岡から帰った翌日に仕事の連絡を入れたら、やっぱりPTA会合ですって・・・。
まあ、せいぜい仕事で疲れた脳をお父さんお母さんたちと、楽しんでほぐしましょう!
私の次回委員会は、体育祭の取材です。
普段なかなか覗くことが出来ない、我が息子の横顔を、
しっかりと「ウオッチングう~」して、デジカメに収めて参ります。