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2008年05月27日

キャリアアップ講座を終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

講座終了後の疲れ方は、参加人数に関係なく同じなのね。
やっぱし・・・ノドが痛かー。(もう…いや)


凄い記録が誕生しました!?
史上最低の参加人数更新。(おめでたい事ではありませんぞ)
つ、ついに・・・参加人数が・・・ご、5人。(ヒェー!)
参加者に縦に並んでもらって、少しずつ手の動きをズラしていけば、
千手観音じなくて、あっと驚く・・・EXILE風だったりして。(ごめん)
受講者席の並べ方も、何とアットホームなコの字型でしたね。
受講してくれた方は、マイクリレーの時間が長くて、驚いたでしょうな。
いやいや、こういう時もありますよ、10年間も続けていればね。
むしろ今まで、無かった事の方が不思議なくらいです。
事務局担当者のK様、いつも本当にお疲れ様でございます。



講座の方は、今年からプレゼンテーションが一変していて、
目で見た瞬間にある程度内容が伝わるように工夫している。
クリップアートも多用しているし、カラーバリエーションも考えている。
(一応、考えてやっています)
受講生も、ベーシック講座からのステップアップ組は、
文章の区切り方、声のトーンの微妙な変化、語尾の抑え方・収め方…など等、
細かい部分に気を使って声を出している。(非常によろしいがな)
今までは、知らなかった部分での声の処理の仕方を学ぶことで、
確実に司会が前進しています。
その一つ一つの積み重ねが、不可逆的な進歩をもたらしてくれるはず。
気をつけて喋る、何気ないように自然に喋る、とはどういうことか。
今後も日々研鑽を積まれ、上達してください。



最近はやらなくなったので、というより人気が無かったので、
正直言って止めたのだが、各宗派別のお経と進行の関係…。
それで資料として後方に並べ、休憩時間に質問を受け付けている。
ところが、これに質問が集中するので困っている。
どこで購入すれば良いのか、私の場合は何と何を買えばいいのでしょう、
テープとかCDとかはないのですか、お寺で檀家用に配布するものとの違いは…
私が皆様に紹介しているのは、各寺院の本山出版部から出されている機関紙と、
主に僧侶に成り立ての雛僧用に構成された、通夜や葬儀用のお経本であり、
檀家用に構成された物ではありません。
専門的に言えば、目安博士も記入してなかったり、とか違いが結構大きいのです。
あくまでも参考のために皆様にご紹介しているのですが…。



綜合ユニコム様の協力もあって、今年からですが、
参加者には添付CDがテキストに追加されました。
これを繰り返し聞くことで、間違いなく上達します。
E―ラーニングの効果が絶大なのには、こちらが驚いているくらいです。
たまたま前回の参加者がいらっしゃいましたので伺ってみますと、
行き帰りの通勤の車の中で、密かに、練習を続けているとか。
確かにひと月足らずで、かなり音の流れは改善されていました。
そして何より彼女自身が、今では自分の声が「聴こえる」…と言ってました。
これは恐ろしいことですね、それまでは聴こえてなかったわけですから。
聴ける→読める→作れる
この流れで、読みの力は上達していきますから。
まずは、「聴こえる」ようになるまでが重要なんです。
自分で、自分の悪い癖が聴こえてきたら、後は矯正するだけです。



この日、超少人数だったので、課題発表は各自2回ずつ。
ウッシシ…皆さんはクタクタに疲れていたようです。
しかし本当に疲れるのは、帰社してから。
膨大な資料と充分格闘して、現場で活かしてください。
大変お疲れ様でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年05月27日 09:00

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