会場は「マイドーム大阪」という所で、隣は大阪商工会議所だったような。
(大阪焼香会議所じゃないよ)
「マイドーム大阪」とは、何か名前が面白いというか、
ワルノリしてる感じもしますよね。
ここの8階以上がカンファレンス会場として貸し出しているようです。
一見便利だが、公共のモノは時間にも厳しいですな。(使いづらか)
さて今回も司会の講習のお話ではなく、その前後のレポートを。
新人の皆さんが、納棺の説明を受けて、実践を積むシーンです。
20年前の自分の姿が思い出されますなあ。
故人役も新人ならば、葬儀社役も新人。
汗をダラダラ流しながらも、必死に講義を受ける姿は感動ものでした。
人の死を厳粛に受け止めて、お手伝いをさせていただく。
最後の旅支度のお世話をするということが、どういうことなのか。
一人ひとりが、近い将来、担当者として活躍するために…。
遺族の悲しみを共有し、寄り添い・・・。
未熟ですが、合掌の姿だけは、心がこもっていましたよ。
初日終了後は、交流会を持ちましてお酒を少々。
私も全国の葬儀の在り方が様々なことや、
待機説法の中から、嘘の話の自利や利他について。
嘘にも色々あって、自分のための嘘は自利といって厳禁。
しかし待機説法の中で、相手のレベルに合わせ、
相手の利益のためにつく嘘…利他は、宗教上では許されています。
例えは方便(嘘も方便の方便など)、それから別時意など…。
別時意は、たとえ話として良くお話しています。
それから地獄について。
地獄とは、インドではなく、中国で出来たもの。
善導大師が考案したとされていますが、無学な人にも、
例えば字が読めない人たちにも、仏道の教えを広めたい一心で、
地獄の発想があったとも聞いています。
実際、中国にわたった仏教が道教と習合していく過程で広まり、
有名な閻魔大王は中国の十王信仰の影響だとも聞いていますので。
更には今回、精進についてもお話しました。
精進とは、どういう意味?(また後日ね)
葬儀の歴史というよりも、裏面史の部分をお話させてもらった。
皆さん興味津々で、これから少しは勉強する気になったかな?
そして翌日は司会講習、私の登場ですが、ここの部分は割愛して、
お昼の写真だけどうぞ。
そして幕張の講習会のレポートへ。
講師の先生お二人が、練習用の幕をバックに写真を撮らせてくださいました。
講習のための準備が、一番大変なんですね。
準備に半日かかります。(お疲れ様です)
若いから出来るんですね。
U講師とO講師です。
若いお二人ですが、とても優しいのです。
私は若い時から人間が出来ていなくて、すぐに怒ったりしたんですが、
このお二人はとても人間が出来ている。
穏やかなんですね。
昔は、幕の講師というと、それはそれは…一癖も二癖もありましたがな。
時代は確実に変わっています。
私は明日、トップセミナーへ。
では、皆様お疲れ様でした。