デジタルフォトフレームとは、
デジタルカメラ等で撮影したの写真データを印刷出力せずに、
そのまま液晶に表示して写真立てのように飾る仕組みの商品である。
↓ソニーのデジタルフォトフレーム、アマゾンより
現在では何十種類もの商品ラインナップがあるが、
ほとんどデジタルの特性が活かされている。
例えば、写真が複数枚あればそのままスライドショーになる。
音楽データがあれば、BGMも流れる。
一通りのデータが揃えば、あたかも簡単な映像が完成してしまうのが、
デジタルフォトフレームの特徴でもある。
大型テレビに繋げば、あたかもDVD映像を作ったかのような演出もできる。
ここまで書けば、勘の良い人は、
デジタルフォトフレームが葬儀で使えることに気づくかもしれない。
FUNETでリリースしている「簡単スライドショー」も、
このデジタルフォトフレームの応用であり、すこぶる評判が良い。
とにかく簡単。
デジタルカメラでシャッターを押すだけで、
すぐに弊社著作のBGM入りの映像に変わるのだから。
故人の写真集をデジカメで撮れば、【思い出のスライドショー】になる。
葬儀の様子をデジカメに納めれば、そのまま【葬儀の記録映像】になる。
わざわざ外注で、データを送って、お金をかけて、
修正をするにも時間がかかるような方法を選択する必要もない。
デジタルカメラのシャッターを押すだけで良いのだから。
デジタルカメラで撮った写真が、スライドショー映像になる。
遺族と打ち合わせをした自分自身の感性を信じて、
何を撮ればいいか、何を映像にすれば遺族が喜ぶのか、
それを担当者自身で決められる。
それって、結構、素敵なテクノロジーの活用方法ではないですか?
弊社が2月からリリースしてきたサービスに対して、
ようやく市場から追い風が吹いてきた気がする。
ハードの種類が充実していくことは、弊社にとってもありがたい傾向だ。
ただ、本当に重要なのは良いハード機器を持つことではなくて、スライドショーの内容。
葬祭会館を建てた後に、葬祭サービスの内容に視点が移るのと同様に、
デジタルフォトフレームを活用して【どのような映像】を流すかが本当の勝負。
弊社が力を注ぐのも、そのソフト面である。
映像の内容を決める素材、例えばBGMとなる音楽など、
著作権を侵さずに映像の材料をそろえることは、とても難しい。
市販の音楽を無断で使う二次使用は違法ですし、
自社で曲を創作するにも費用とノウハウが必要。
FUNETでは、BGMも揃えている(7月2日現在65曲)し、
スライドショーに言葉も挿入できる。
デジタルフォトフレームが市場に出だした昨年の秋より注目をして、
「簡単スライドショー」に取り組んできたので、
デジタルフォトフレームの活用した映像作りのソフト面には、先に出ていると思う。
フューネラルビジネスフェアで物足りなさを感じた人は、
是非、デジタルフォトフレームに注目してほしい。
旬の時期である今が、まさに導入の好機でもある。
(ちなみに、デジタルフォトフレームは高価ではなく、
1~2万円が平均的な価格帯ではなかろうか。)
一般の人々の認知度の方が進んでいるのに、
葬儀業界も、後れを取るわけにはいかない。
≪追記≫
フューネラルビジネスフェア、日テレNEWS24で取り上げられたようです。
動画を見たい方は、以下のURLを参照ください。
http://www.news24.jp/112725.html