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2008年07月10日

葬祭ディレクター研修会in埼玉 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

埼玉県は本当に研修の予定が素早い。
前回の2級に続いて、もう1級の研修会です。
全国本部主催より早いなんて…予定を立てて突き進むだけなら、全国NO1ですな。
ところがこの日は、想定外の大きな式が…地元の名士の方が亡くなられたとかで。
やはり私は死神講師なのでしょうか、不思議と大きな仕事が入ります。
喜ばれるのか、はたまた迷惑がられるのか「というわけで、ちょっと時間の短縮を…」
と頼まれることが多いのですが、先方は困ったような、嬉しい悲鳴を上げて…



というわけで、皆さんには無理を言って、8時30分開始にさせてもらいました。
午前中は大急ぎで実技筆記の短縮バージョンを、昼休みは40分、
そして食後は、幕張装飾を昼間の早い時間に処理しておきます。
(ホールが自由に使えるようにするためです)
私は時間が空いてしまいますので、通夜の準備で忙しい中をホール見学。
おおっ、ステージアが置いてありました。(結構お値段が高そう)
ふーん、生演奏するだね。



司会席は式場後方の一角に、そして壁一面にライトのスイッチ。
司会者がライトの操作をするのでしょう。
司会なのにライティングのオペレーションまで、
細かな演出は、慣れないと難しそうです。

中央のエントランスでは、幕張装飾の難しさに悲鳴が上がっております。
最近の葬儀社様は、幕張装飾といえば、テーブルに被せるだけですから。
やはり、普段やってない科目は技術がないから大変です。
3人の講師体制で、至れり尽くせりの環境でしたが、
今後は現場で、時間があれば幕を張っていきましょう。
そういえばこの時期、至る所で…1級の幕張装飾を目にしますね。



充分とは言えませんが幕張装飾を終了して、2時から再開。
幕張装飾の平均点が一番悪いので、頑張ってください。

これから接遇と司会の実技をこなしていきます。
接遇と司会は一連のブース内で行われますので、
合わせて80点の配点の内、何点取れるかがキーポイントです。
ここで高得点が稼げれば、合格ラインには容易くいけるのですが。
まずは講習を進め、ポイント解説をした後は、
第一回からの過去の問題を丁寧に難問も解いて、
最後は試験当日と同様に模擬試験を体験してもらいます。



変な緊張をしないですむように。
試験時間と準備時間の感覚を身につける。
原則、減点方式の採点に対する対処方法。
実務と試験の微妙な違いをハッキリと理解することです…などなど。
いずれにしても、この日は短縮版。
5時には終わらなければなりませんでした。
しかし、試験当日まで、充分な時間があります。
しっかり研鑽を積んで、一人でも多くの方が合格されることを望んでいます。

明日からは、鹿児島。
その鹿児島で、この日使った葬祭ホールの話や、
ここの女性館長さんの話が出るとは…。
その辺りは、次回。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年07月10日 09:00

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