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2008年07月14日

鹿児島研修終了 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

遠いよ、鹿児島は…前日、羽田に宿泊しなければならない飛行機の時間。
8時05分…搭乗の15分前には出発ロビーにいるとして…やっぱ早いわ。
我が家がある埼玉県からはとても無理無理。
飛行時間1時間45分、鹿児島空港到着後は高速バスで1時間30分。(遠いっ!)
それでも、往路は時間を持て余し気味ですから、市内の様子を眺めてました。
路面電車は、どうしてあんなにムードがあるのでしょう。
街の雰囲気が良くなるし、市民の気取らない息づかいが聞こえてきそう…。


あのー、遠くて遠くて…鹿児島の市町村自治会館に着いたときには、ヨレヨレです。
久しぶりに立ちあがったら、ほんとにヨレッと。(もう嫌っ!)
バス停には事務局の方がしっかりお迎えに来てくださいました。
(とりあえず、ここでホッとします)
間髪を入れずに、昼食と打ち合わせが開始。
仕事モードにスイッチが切り替わります。
今日は1時からスタートして、7時30分までの研修会。
明日は、8時45分集合の9時スタート、終了は4時30分の予定。
この昼食は近くのホテルでご馳走になりましたが、結婚式場が…。



どうですか、いま流行のガラス張りで、背後には海と桜島が望めますよ。
椅子もスケルトンで統一し、南国ムードが漂う空間演出です。
葬祭の空間演出も、最近は似てきていますね。

そして私が驚いたのは、自治会館の建物なんですが、ホテル?
あのー、鹿児島県では、こういうのを自治会館ていうのですか?
何かイメージが覆されるような…正直宿泊は自治会館と聞いたときは、
せめて個室にしてね…と思ったくらい、完璧に絶望していました。



それが、この素晴らしさ…聞けば露天風呂やサウナまで完備されているらしい。
部屋も完全にホテル並みで、テレビは薄型で画面クッキリ、
眺めは桜島が拝めないのは残念だったが、鴨池の街並みが見渡せました。
また1階には、ロビーのようなスペースがあって寛げます。

さて研修です。
葬祭ディレクター1.2級の受験者が合同で学びますが、
私にとって懐かしい九州へ来たからでしょうか、
私の舌も絶好調(舌好調)で、つい色んな事柄までお話してしまいます。
楽しいのは私一人??…いえいえ、決してそうではありません。



5年ほど以前に、鹿児島は研修でお世話になりました。
その時は感じなかったのですが、受講生に女性が圧倒的に少ない。
伺ってみれば、女性の占める割合は、かなり低いとのこと。
えっ、じゃあの時は…外注が多かったってことか…。
そんな話から、前日に伺った埼玉の葬祭ホールの女性館長の話が…。
去年の秋に、交流があって、鹿児島から埼玉にも見学に来られたそう。
(へえー、面白いね)

鹿児島の葬儀の特徴は、何でしょうか…所謂、葬式饅頭の代わりに羊羹ですか。
シカ花も、一対が主流のようですし、福島県のように大根の桂向きもしません。
そう言えば、一つ聞き忘れたことがありました。
鹿児島県も中国の風習の影響を受けていて、石碑や石版、または壁に直接、
「石敢當」(いしがんどう・いしがんとう)と書いてあるらしい。
そうすると、キョンシーのようなお化けの方で、勝手に曲がってくれるらしいのだ。
鹿児島のお化けも沖縄と同じように、まっすぐしか進めないのかな。

初日の夜、講師の方と事務局の方とで食事に行きました。
明日があるので1時間程度でしたが、その中で興味深い話が。
メモリアルコーナーで飾ったものの中で一番大きいのは、
ドラム…ブーっ、バイク…ブーっ…んー何だろう。
正解は、クレーン…ときたもんだ。
参るよ、ホント…ここの会社はタクシーを飾った事もあるらしい。
大きさに、限界はないんだよね…参りました。
駐車場に飾ったらしいのだが、素晴らしいじゃないですか。
良い宣伝にもなるでしょう。

この後私は、自治会館に戻って露天風呂にサウナで一汗。
体は疲れましたが、いい気分でしたよ。
二日目の講習もいつも通り、帰りはバスで空港まで…いやあ、遠いわ。
今日も羽田に泊まります。
桜島よ、さらばじゃ。


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年07月14日 09:00

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