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2008年07月31日

葬祭ディレクター受験者対策を見学して(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

先日、綜合ユニコム株式会社主催の
葬祭ディレクター受験者対策講座を見学しました。
二日間みっちり、皆様真剣で高い集中力の講習会でした。
全国から集まりいただきました受講生の皆様、ありがとうございました。

今年の講習会を見ての第一印象は、「女性が自信を持っている」ということです。
1級受験者の中でも、2級を取得せずに1級を受験される飛び級受験者が、
半数以上いらっしゃったのですが、女性の方が多かったように思います。
本格的に女性スタッフが葬儀を牽引いきそうな勢いを感じました。
男女雇用機会均等法が性差別を禁止しておよそ10年。
さまざまな業界で女性の躍進が目立っていますが、
葬儀の女性進出が一番進んでいるかもしれません。

さて、受験者対策は実技筆記、接遇、司会、幕張の4科目を対象としています。
2日間かけて上記の4教科をこなしていくのですが、
1日目は、ほとんどの時間を割いて実技筆記を行いました。
テキストは分厚い、量が多い、覚えなくてはいけない知識レベルが高い…。
やはり、受験というのは大変ですね。
ただ、皆様既に予想済みという反応で、テキスト量を見ても特に驚きはありませんでした。
むしろ、「さぁ、やるぞ!」という覚悟のような雰囲気がありました。

2日目は、接遇、司会、幕張。
弊社は接遇司会を担当させていただきましたが、
かなりの数の実演練習を繰り返していました。
数をこなす事は、去年よりさらに力点を置いていた事だったと思います。
2人一組になって、受験者、審査員の役割を交互に変え、
お互いをチェックし合うこと10回は数えたのではないでしょうか。
最初に「型」を説明し、数をこなしていく事で、
徐々に「やり方」が馴染んでいったように思います。
これは、なかなか一人ではできないことですね。

数をこなす。質より量。量が質を作る、と言いましょうか…。
数を多くこなすことで報われるということは、
何も受験対策に限ったことではないですが、改めて重要性を感じました。

最後に一つ、うれしい出来事。
受験者対策の翌日、受講者の方からメールをいただきました。
『…葬祭ディレクター審査対策に関しまして、どのように対応して良いか、
 わからない点がありましたので、受講して良かったです…』
要点を抜粋させていただいた形で恐縮ですが、
「良い所だけ抜粋しただろー」と言われるかもしれませんが、
それでも、態々メールを頂いたことなんて、司会研修を含めても初めてかもしれません。
満足いただいて非常に嬉しい限りです。ありがとうございました。

まぁ、自負してしまうことになるかもしれませんが、
受講生の皆様のご協力もありまして、
今回の葬祭ディレクター受験者対策講習会は非常に良かったものだと思っております。
皆様、2日間たいへんお疲れ様でした。
お仕事と並行しての受験勉強になるかとは思いますが、
御身体にはご自愛ください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年07月31日 09:00

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