噂によれば、県内約27ホールで4.500程度の施行数だとか。
この団体、元気も良いのである。
田舎者かもしれませんが、常に前向きで、真面目な団体である。
発声練習も良く声が出でるし、与えた課題には積極的に取り組んでくれる。
講師冥利に尽きる受講生たちなのだ。
その昔、愛知の司会は…癖が凄い人も多かった。
上がったら、次には下がって、そしてまた約束事のように上がる。
ジェットコースター司会が主流だったのかもしれない。
何年もかかったが、少しずつ悪い癖が影を潜め、今ではお目にかかるのも珍しい。
年に2度ずつ呼んで頂いているが、昨年は病気のため来れなかった。
それだけに、たった1年抜けただけなのに、とても懐かしく感じられた。
司会の研修もやり方を大きく変えていこうとしている。
何人ずつか必ずチームを組んでもらって、お互いが相手の司会を聞いて感想を言う。
もうそろそろ、講師中心でありながらも、受講生の感覚も信じて行っても良いだろう。
この日は岡山県からの帰り道、つまり○×問題もそっくり持参している。
司会といえども、葬祭の基礎は知っていてもらいたい。
ましてやこの団体は、担当者を兼ねることも多いのだ。
かつては講師の一方的な話だった所を、クイズ形式で楽しめて皆さんが参加できる。
というわけで、早速使ってみた…いけるんじゃないか…と思った。
面白いくらい、引っ掛け問題に弱い。
皆さん、勉強しなきゃ…ダメですなあ!
ステップ1の研修の要は、弔電の読みと進行アナウンス。
そして何と言っても、寺院との信頼関係。
弔電の切り方のコツは。
動詞から読めとは。
発信人の確認方法のポイント。
進行アナウンスの一番大事な部分は。
様々なお話に混ぜて、実際に司会をやってもらい、そして最後には課題発表。
それも自分で好きなものを選んでやっていただく。
ほとんど人が、オリジナルの弔電を課題として選んだが、
自分の実力とは関係なく、どうしてもナレーションをやってみたかったという人もいる。
気持ちは良く分かりますねえ。
ステップ2がナレーション中心だから、そこまで我慢してください。
すぐに9月の研修会が待っています。
それまで、自分の課題に取り組んでいてください。
お疲れ様でした。