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2008年08月29日

愛知司会研修ステップ1 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

愛知県といっても名古屋市は、ほとんどが女性のプロ司会ばかり。
私も愛知県下のプロの司会者集団には随分と関わってきた。
そんなことを言ってたら、全国どこでも…になっちゃうけど。
ただ愛知県下のプロ司会は、とても心配である。
どうしてあんなに安売りをしてしまうのか。
…思い過ごしだったら、良いのだけれど。
さて、今日の研修会は担当者がそのまま司会をしてしまうような団体である。
決して巧くはなかったけれど、それでも何年も継続していれば、
言葉は悪いけど○○だって巧くなるよ…ホントにそうです。



噂によれば、県内約27ホールで4.500程度の施行数だとか。
この団体、元気も良いのである。
田舎者かもしれませんが、常に前向きで、真面目な団体である。
発声練習も良く声が出でるし、与えた課題には積極的に取り組んでくれる。
講師冥利に尽きる受講生たちなのだ。

その昔、愛知の司会は…癖が凄い人も多かった。
上がったら、次には下がって、そしてまた約束事のように上がる。
ジェットコースター司会が主流だったのかもしれない。
何年もかかったが、少しずつ悪い癖が影を潜め、今ではお目にかかるのも珍しい。
年に2度ずつ呼んで頂いているが、昨年は病気のため来れなかった。
それだけに、たった1年抜けただけなのに、とても懐かしく感じられた。
司会の研修もやり方を大きく変えていこうとしている。
何人ずつか必ずチームを組んでもらって、お互いが相手の司会を聞いて感想を言う。
もうそろそろ、講師中心でありながらも、受講生の感覚も信じて行っても良いだろう。



この日は岡山県からの帰り道、つまり○×問題もそっくり持参している。
司会といえども、葬祭の基礎は知っていてもらいたい。
ましてやこの団体は、担当者を兼ねることも多いのだ。
かつては講師の一方的な話だった所を、クイズ形式で楽しめて皆さんが参加できる。
というわけで、早速使ってみた…いけるんじゃないか…と思った。
面白いくらい、引っ掛け問題に弱い。
皆さん、勉強しなきゃ…ダメですなあ!



ステップ1の研修の要は、弔電の読みと進行アナウンス。
そして何と言っても、寺院との信頼関係。
弔電の切り方のコツは。
動詞から読めとは。
発信人の確認方法のポイント。
進行アナウンスの一番大事な部分は。
様々なお話に混ぜて、実際に司会をやってもらい、そして最後には課題発表。



それも自分で好きなものを選んでやっていただく。
ほとんど人が、オリジナルの弔電を課題として選んだが、
自分の実力とは関係なく、どうしてもナレーションをやってみたかったという人もいる。
気持ちは良く分かりますねえ。
ステップ2がナレーション中心だから、そこまで我慢してください。
すぐに9月の研修会が待っています。
それまで、自分の課題に取り組んでいてください。
お疲れ様でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年08月29日 09:00

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