普通だったら、ぴょんぴょん舎に寄って焼肉と冷麺を食べるのですが、
正直かなりバテていまして、夕食は盛岡駅で駅弁を購入…ホテルでいただきます。
そこで「八戸小唄寿司」を買いました。
この弁当には、三味線のバチがついています。
これで取り分けて、食うのだろうと思います…面白かったし美味かったです。
ただ…岩手県の駅弁じゃなかったね。
さて翌日、研修会場に指定されたホールに到着。
今回は2級受験者限定の予定が、1級受験の方も混じってらしたのです。
しまった…秋田でテキストを受講者に上げてきちゃったので…1級用は準備がない。
すぐに事務所に電話をして、FAXで送れるものだけ送りました。
(ふー、まあ何とか用意はしましたけど…)
研修は、皆さん大変真面目です。
伺った話ですが、盛岡は寺院様の力というか影響力がかなり強いようです。
全国の中では、どちらかというとそんな気がしました。
ですからホールを建てても、ホールでの施行率が微増しているけど、
なかなか抵抗があって、急激に増えるのは難しいというお話でした。
地域格差というのは確かにあります。
ただし、ホール葬の比率が下がっているというお話はあまり聞きません。
お葬式は、各家庭で世代交代の出発点ですから、
寺院の考え方等も世代交代の時期がひとつのポイントになるでしょう。
北東北方面は、通夜の前にお骨にすることが多く、
また骨壷を使用しないケースも多いので、実技筆記の試験には若干不利かな。
全国一斉の試験だから仕方がないけど、葬祭は地域の習慣の差が大きく、
実戦経験がないのだから、ただの勉強ということになるようです。
長時間の研修はかなりきつかったのでしようか。
皆さん、休憩時間を取ると、大体遅れてきます。
(リリースするのが、困りますねエ)
これを岩手時間と呼びましょうか…冗談です。
どうぞ、ゆっくり一服してください。
初日の終了後、事務局の方と会食がありました。
岩手の葬祭の特徴やら、これからの展望やらと盛り上がったのですが、
岩手も秋田と同様、葬祭の料理もかなり高額なのです。(東北の特徴でしょうか)
そして伺った場所がまさにその場所でした。
いくつか契約している料理屋さんの中の一つでした。
確かに美味しかったですよ…実際、ここは人気が高いらしい。
料理はやっぱり、味と見た目とサービス、これに尽きますね。
2日目の研修は、まさに実践そのもの。
試験を想定して、各自が審査官を交互にやります。
審査する側…つまり、相手の立場に立ってみなさい、色々と分かりますよ。
接遇試験、そして続いて司会の試験。
各ブースに案内され、受験番号と氏名を記入し注意事項を読む、
2分の準備時間、2分の試験時間、
わずかなインターバルで、次の注意事項を確認、
5分の準備時間、4分の試験時間…あっという間に試験が終わってしまいます。
皆さん、慣れてくださいね。
回数をこなして、当日は周りの人に圧倒されないように。
頑張ってください。