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2008年08月14日

葬祭ディレクター受験対策研修会in大阪(井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

大阪厚生年金会館での1泊2日講習会。
この日、大阪はとてつもなく暑く、蝉の鳴き声の異常なこと。
蝉も…もしかして大阪弁ですか。
なんて思っていたら、妙な格好の若い男女がたむろしている。
聞けば、DJ OZMAのコンサートがあるらしい。
こちらから見て、若者たちの格好も凄いけど、向こうから見れば我々もおかしい格好だ。
まあ、鳴いている蝉からみて、お互い様かな。



正直申し上げて、公共のスペースは狭い。(ごめん)
35人位なんだけど、もう教室が一杯で、テーブル間の幅も最小限。
テーブル間を自在に通ることも不可能だな…と講師は思うのです。
これで文句を言ったら怒られるけど、平素の環境が良いことを再認識。



今回の参加者は皆さんが2級の受験者。
関西方面を中心にお集まりいただいたが、お互い交流はない。
研修を通して、顔見知りになり、情報交換なども大いにやって欲しい。
接遇試験の模擬が苦労したけど、前後あるいは左右に組み合わせを変化させ、
お互いに相手のレベルを審査しながら、交流を深めてもらう。
初日が厳しくも和やかな雰囲気が作れれば、翌日の研修もやる気が違ってくる。
東北方面と違って、また言葉が分からないのもあるけど、
私は西の人間だから何となくテイストが理解できる。



そういえば、神道の飾りで「神饌物」には獣肉を使わないんだけど、
今でも宮崎県にだけは残っているのではないかな。(かなり珍しい)
全国で禁止されたのだけど、宮崎にだけは残っているらしい。
また北や南に偏らず、ドジョウを使う地域が多いのには驚く。
神道は明治に神仏が分離され、昭和20年に神社本庁が出来てから、
かなり整備されたはずなんだけど、出雲神社や宇佐神宮は別系統だからね。
辿れば、縄文人と弥生人ということになるのでしょう。
その他、神道に限らず葬祭の習俗なんだけど、
四国は高知の卍マークの使い方。
愛媛の砂浜での葬儀、同様に勝浦に残る、補陀洛渡海のお話。
それぞれの地域のお話に耳を傾けるのも、勉強です。

二日目は司会実技と幕張装飾、この暑さで汗びっしょりです。
ホテルから会場まで歩くだけで、もうバテバテ。
なのに、8時30分からじゃないと、会場の冷房も効いていません。
殺すきかー!
幕張の教室も、皆さん若干狭そうでした。
しかし、頑張ってください。
それぞれの事業所に戻られてから、勝負です。
ご健闘を祈ります、お疲れ様でした。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年08月14日 09:00

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