一番違ってきたのは、スタッフ達の意識レベルです。
一人ひとりのレベルは違うでしょうが、確実にその意識は高まっています。
これは素晴らしいことです。
どれほど接遇の形を整える研修会を繰り返しても、最終的には人の資質です。
スタッフが葬儀に対してどのくらい真剣か、
又、お客様の為に仕事をしようとどれほど努力するかで、大きく変わってきます。
意識をしっかりと持ってくだされば、
形だけでは無い、心ある本当のスキルが生まれるのです。
講師としての私がどんなに熱く語っても、その気にさせても、
最後にやるのはスタッフ自身です。
今回の研修会も、メインは真宗大谷派の模擬葬儀でした。
葬儀で使われる接遇のスキルはもちろんのこと、
3人一組というチームでの仕事になります。
それぞれのグループのリーダーが、スタッフの動きや気持ちを一つにまとめて、
どれほどのことが出来るかが勝負でもあります。
今回は、模擬葬儀の始まる前に、
それぞれのグループがミーティングをするところから、皆さんの熱意を感じました。
リーダーを中心に念入りに打ちあわせをする顔は、真剣そのものでした。
「これは、いい模擬葬儀になるぞ」と、私も期待しました。
3人ずつの7組が接遇スキルを使った進行で、葬儀の一通りを実践しました。
終わった後は、それぞれがやり切った達成感に、とてもいい顔をしていました。
今年も大変お疲れ様でした。
事務局の皆様にも大変お世話になりました。
次年度に向けての、さらなる発展を心からお祈りいたします。
又、来年お目にかかりましょう!