まずは、熱中症のお話からでした。
盛夏は、葬儀に参列なさる方が具合を悪くして倒れる季節でもあります。
なるべく暑い日差しの中ではお待たせしないことが大事ですが、
なかなか思うようにも行かないようです。
万が一、倒れた時に、どうするのか…を日頃からマニュアル化して、
備えておくことが必要です。
日射病と熱射病の違いや、倒れた時に何をするのか、
何をしてはいけないのか等を詳しくお話してくださいました。
とてもためになりました。
AED(自動体外式除細動器)のお話もありました。
最近ではAEDを葬祭ホールに設置することも増えました。
使い方を知らないと、せっかく機械があるのに救える命も救えません。
というわけで、葬儀スタッフの皆さんが実践訓練をしました。
倒れた人の状態観察や、救急への通報、
AEDを使い、心臓マッサージ、人口呼吸…などを一人ひとりが体験しました。
少しでも知識があると、なるほど怖くないですね。
倒れた時から救急隊が来るまでの数分が、すごく大切であるということを知りました。
CPR(心肺蘇生)の技術など、AED普及協会などが訓練を実施していますので、
一度、トレーニングを経験する必要があると思いました。