FUNETでは、現在のところ主に2人の作曲家、
つまり、関谷京子氏と加藤直美氏に葬儀用BGMでご活躍いただいております。
関谷氏の曲はシンセサイザー、加藤氏の曲はピアノをメインに楽器を使っており、
それぞれ特徴的な曲調で、それぞれのファン層があり、好評です。
サンプルを聞いていただければ、曲の特徴は掴んでいただけるでしょう。
葬儀におきまして、BGMは資源です。(ズバッと言ってしまったぜ)
石油がなければ紙や自動車を生み出せないように、
BGMがなければ会館に流す環境音楽やDVD等を生み出すことができません。
葬儀という商品には、BGMは欠かせない要素です。
一方で、『葬儀用の』BGMは、
業界のニーズに対して供給が足りない状況です。
この状況も石油と同じでしょうか。
原因は様々あると思いますが、想像するに、
『葬儀用の』音楽だけで儲けることが難しい(継続的な事業が困難)という点が、
市場に参加するプレーヤーが少ない主因ではないでしょうか。
CDの数が売れなければ、制作の度に大きな赤字を抱えてしまいますから…。
また、なぜ『葬儀用の』という箇所にあえてカッコを付けたかというと、
葬儀用ではないBGMは、市場に大量にあるからです。
ギャニオン、千の風になって、美空ひばり…。
どれも葬儀会館で聞いた記憶がありますね。
しかし、残念ながら不適切な使われ方が多いようです。
上記のような市販の音楽を使用するには、
一般的にJASRAQという機関に許可を得なければなりません。
それは、音楽家の著作権、収入を守るために必要な手続きです。
ただ、現実には上記のような手続きが踏まれず、
無断で音楽が転用されていることが「多数派の状況」かと思います。
しかし、多数派ではあってもルール上では違法です。
コンプライアンス(法令遵守)に反する行為です。
FUENTでは、葬儀におけるBGMの各課題をクリアしつつ、
現在では75曲の葬儀用BGMを配信しております。
今後も、BGM曲を随時増やしていく予定です。
コンプライアンスが守られた状況で、
安心してBGMを使用していただけます。
ちなみに、FUNETの会員である限り、使用回数に制限はありません。
(何曲ダウンロードしていただいても、何回使用していただいても、
新たな課金はありません)
葬儀用のBGMに課題をお持ちの方は、
是非FUNETをご検討いただければと思います。