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2008年09月05日

葬儀用BGMを視聴しませんか?(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

いつから日本は午後10時半に夕立が降るようになったのでしょうか。
仕事帰りに追い打ちを掛けられる日々で、大変です…。

さて、FUNETのMC-BGM配信サービスにおきまして、
新曲をリリースいたしました。
関谷京子氏によるオリジナルBGMです。
中でも、良いと思われる2曲のサンプルを用意いたしましたので、
視聴いただければと思います。

別離

一筋の光に包まれて

FUNETでは、現在のところ主に2人の作曲家、
つまり、関谷京子氏と加藤直美氏に葬儀用BGMでご活躍いただいております。
関谷氏の曲はシンセサイザー、加藤氏の曲はピアノをメインに楽器を使っており、
それぞれ特徴的な曲調で、それぞれのファン層があり、好評です。
サンプルを聞いていただければ、曲の特徴は掴んでいただけるでしょう。

葬儀におきまして、BGMは資源です。(ズバッと言ってしまったぜ)
石油がなければ紙や自動車を生み出せないように、
BGMがなければ会館に流す環境音楽やDVD等を生み出すことができません。
葬儀という商品には、BGMは欠かせない要素です。

一方で、『葬儀用の』BGMは、
業界のニーズに対して供給が足りない状況です。
この状況も石油と同じでしょうか。
原因は様々あると思いますが、想像するに、
『葬儀用の』音楽だけで儲けることが難しい(継続的な事業が困難)という点が、
市場に参加するプレーヤーが少ない主因ではないでしょうか。
CDの数が売れなければ、制作の度に大きな赤字を抱えてしまいますから…。

また、なぜ『葬儀用の』という箇所にあえてカッコを付けたかというと、
葬儀用ではないBGMは、市場に大量にあるからです。
ギャニオン、千の風になって、美空ひばり…。
どれも葬儀会館で聞いた記憶がありますね。
しかし、残念ながら不適切な使われ方が多いようです。

上記のような市販の音楽を使用するには、
一般的にJASRAQという機関に許可を得なければなりません。
それは、音楽家の著作権、収入を守るために必要な手続きです。
ただ、現実には上記のような手続きが踏まれず、
無断で音楽が転用されていることが「多数派の状況」かと思います。
しかし、多数派ではあってもルール上では違法です。
コンプライアンス(法令遵守)に反する行為です。

FUENTでは、葬儀におけるBGMの各課題をクリアしつつ、
現在では75曲の葬儀用BGMを配信しております。
今後も、BGM曲を随時増やしていく予定です。
コンプライアンスが守られた状況で、
安心してBGMを使用していただけます。
ちなみに、FUNETの会員である限り、使用回数に制限はありません。
(何曲ダウンロードしていただいても、何回使用していただいても、
 新たな課金はありません)

葬儀用のBGMに課題をお持ちの方は、
是非FUNETをご検討いただければと思います。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年09月05日 09:00

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