(各自の自己紹介が必ず入ります)
初日は葬儀の基礎知識を中心に、今映画で話題になっている「納棺」の心得など。
必ず受講生から一人<故人役>に登場してもらい、
5人程度の人が遺族役で周囲を囲みます。
そんな中での実技や質疑応答ありの授業を、私も後ろで見守っていたのですが、
この日は結構積極的な人が多く、色々と質問が飛んでいました。
皮膚移植の問題から眼球処置の細かい点まで、そして死体役が突然の質問…。
(結構、受けていました)…そういえば、アイバンクは原則、死後5時間以内だったけ。
そして終了後は、上の写真のように親睦交流会に突入します。
皆さん、軽いノリで、好きな仏具は(木魚)…と紹介したり、お国自慢があったりと、
それぞれの印象が残るように工夫もされていました。
この自己紹介からして、その積極性が、10年前とは随分雰囲気が違います。
翌日は朝が早い、8時40分からスタート。
講師はこの朝早くの時間を、いかに皆さんを眠らせないか…工夫します。
全員が取り組める、難しくない実技を取り入れ、頭を起こしていきます。
朝早くから、皆さんを「やる気」にさせるのは本当に難しいです。
とにかく、受講生を一人にしないことでしょうね。
周囲の人とコミュニケーションが取れるように、組み合わせて何かをトライさせる。
講師の話ばかりでは、どんなに良い話でも<ツマラナク>なります。
そして意識が集中しだしたら、大切な課題をこなしていくのです。
この日もテレビCMからのヒントの貰い方を実践しました。
誰でもが見たことのあるCMですよ…身近にこんな教材がと驚いてくれたらOK。
テキスト上のメイン項目は、文章の切り方。
特に弔電やアナウンスを中心に、講師が実演して説明します。
皆さんにもやってもらい、その違いが何処にあるか、そしてどうすれば良いか。
様々なポイント解説などが、図式で掲載してあり、理解すれば誰でも上達しますよ。
今まで、見えなかった・聞こえなかった「世界」が、今後は開かれていくでしょう。
将来やられるであろう葬儀の司会について、基本的考え方を根幹にしています。
現場に帰っても、ほんの少しで良いですから、レッスンしてください。
大変お疲れ様でした。