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2008年09月19日

葬送文化学会の定例会に参加しました(工場長)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

葬儀業界の研究機関の一つ、
葬送文化学会の定例会に初参加しました。
今まで縁遠い存在でしたが、
諸関係者と繋がりを作る目的もあり参加してきました。

場所は、千代田万世会館。
都心の秋葉原に、ビル状の葬祭会館があったんですね。
写真を撮ればよかったですが、
ギリギリに到着したので撮れませんでした…。
(⇒代わりに、こちらの公式ページを参照ください
場所は狭いのに、2つも式場があるとは東京らしい。

さて、定例会は予想以上に参加者が集まっていました。
30,40名はいたのではないでしょうか。
初参加だったのでメンバー構成は分からないままでしたが、
結構な人が集まるものですね。
ほぼ満席の会場に、私が最後の入場者だったので、
案の定、座席は最前列になってしまいました…。

今回の定例会では、
親しくさせていただいている某出版社F氏が発表されていました。
およそ定例会ごとに業界の先人が動向等を発表し、
議論・意見交換をするスタイルなのだと思います。
一般的には、3,4人で其々20分程度を受け持つものだと思いますが、
1人で90分発表するって…ちょっとした講演ですね。

発表は、膨大な葬祭に関するデータがあり、
その結果から業界動向をサラッと言及する感じでした。
多くの統計データが出てくるのは、
業界では独特の発表だと思いますし、F氏ならではだと思います。
矢継ぎ早に出てくる数字やグラフは、私にとっても有難いものでした。

発表を聞いての所感ですが、
葬儀の小規模化・会葬者の減少・会館設立数の減少傾向から、
葬儀の市場規模は一旦天井をついて縮小している気がしました。
今後も葬儀市場は厳しい時期が続く予感があります。
また、お別れ会形式の葬儀が増加している傾向から、
故人らしい、自由な発想の葬儀に新たなニーズの余地があるかと思いました。
消費者ニーズを探りながら、売上になる商品を模索していけば、
業界の市場も、また拡大していくのかなと思います。
…あくまで私の所感ですよ。

発表の後、有名な万世ビルで懇親会がありました。
参加者は葬儀社の方が大半かと思いきや、
宗教研究家、建築士、墓石、大学教授に火葬場を運営されている方々…などなど。
色々な方が、参加されていたのですねぇ。

京都から来られた宗教研究家(浄土真宗)の方と席が隣だったのですが、
弊社ホームページを見ていると聞き、一気に親近感がわきました。
葬儀に関して検索をしていたら、
自然とMCプロデュースに辿り着いたということです。
不思議な繋がり(ご縁)ですねぇ。

また定例会に参加できればと思います。
色々とご手配いただきました事務局の皆様、ありがとうございました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年09月19日 09:00

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