そこで登場するのが、デジタルフォトスタンド。
簡単にいえば、<電子写真立て>なんです。
メディアに(SDカードやメモリーステックなど)撮った写真データを、
そのまま液晶モニターが映し出す、というわけ。
またセッティング次第では、スライドショーにもなるし、ずっと同じ写真にもなる。
その他にも色々と、付属のアイデアが付いていて面白い。(時計やカレンダーなど)
このデジタル時代に、なかなかの優れもの。
かつてソニーが、この業界に参入していたらしいのだが、今、再登場した。
量販店の家電コーナーは、少しずつエリアが拡大され、
市場は活性化し、ずっと横ばいだった売り上げが半年で5倍位になったらしい。
このソニー商品には3機種あり、魅力的な部分も多い。
が、私としては納得できない点もあるのだ。
実は、弊社のFUNETでも簡単スライドショーとして取り入れている。
これらは個人使用の範疇では何の問題もないのだが、
使用が営利目的になると音楽著作権等の問題が発生し、その対応に苦慮した。
今でもオリジナル音楽は創り続けている。
しかし、それだけではなく、文字の入力が出来ないというのも問題だった。
文字(原稿)を、画像に変換するというのは出来ないことではない。
しかし普通の人が、フォトショップを使えるというのは…時期尚早だろう。
そこで知恵を絞り、(私が工場長の頭を絞り)システムを生み出すのだ。
誰もが簡単に、<文字が画像に変換>できるように。
ソニーのデジタルフォトフレーム(5月頃発売)も調査の対象である。
しかし、営利目的が前提という点で、色々と思うこともあるが、やはり一長一短である。
あくまでも個人での使用が前提だから致し方ない。
まだ調査は継続中である。
さらには、<立体デジカメ>の登場で、そう遠くない将来、
写真技術そのものが変化するかもしれない。
いずれにしてもコンプライアンスはしっかり守って、
葬祭会館の中で思い出の写真を楽しみたいものだ。
突然吹いた思い出の風に煽られて
…それぞれの時代のページが捲られていく。
そんな風に、使いたいなあ。