そして今月の21日・22日に福岡県のJAふくれんビルで福岡バージョン開催です。
関西方面から、九州の皆さん、是非ご参加ください。
(※現在、非常に少人数と伺っています)
女性でも一泊二日の講習会に参加されるとは、10年前には考えられなかった。
ホールの激増で女性の活躍の場が増え、研鑽を積むようになったのだ。
サービス業で徹底した顧客目線が望まれる今、女性なくして葬祭は立ち行かない。
(懇親会です)
この10年間で、葬祭の現場も大きく変わりました。
遺影写真…そもそも街の写真屋さんが少なくなりましたねえ…。
それだけではありません、四つ切から、大四つを経て、今では半切へサイズアップ。
白黒写真だったものが、フルカラーへバージョンアップ。
アナログからデジタルへ根本が大きく変わっています。
それなのに、未だに遺族のアルバムから故人の写真を預かってきていたり、
アナログの時代じゃないんだからさ、デジカメでデータを撮ってくるだけでいいんだよ。
祭壇の変遷にしてもしかり、会葬礼状や遺族控え室や女性トイレの工夫など、
いちいち数え上げたら枚挙に暇がありません。
葬儀司会も、周囲の環境の変化に伴い、大きく変貌を遂げています。
それが今回の講座の「核」となる部分、全てのテキストの源です。
詳細は紙面では省きますが、テキストは全部で5冊。
その他、著作権に関する資料やら葬祭知識のクイズやらとバリエーションも豊富。
受講された方のアンケートには、私の講座としては珍しく「楽しく学べた」が多い…
というのも、私は怖いというイメージが付いているみたいなのです。
(えーっ、うっそー!とっても優しいよ)
ところが最近の受講生は、10年前とは様変わりしていて、
感性…例えば音感が優れていますし、音の流れをコピーするのも巧みなのです。
言葉には<向き>があるし、文節にも流れという<向き>があります。
またマイクテクニックを教えても、すぐに対応してくれます。
やはり10年はひと昔で、時代が人を生むのでしょうか。
教えるテクニックは全く同じなのに、今の人は上達が早い。
そして、以前から申し上げているとおり、葬儀司会はナレーションだけではない。
アナウンスや弔電や、その他ポイントとなるべき所はどこにあるのか。
その辺りのニーズを顧客目線で捉え、司会に反映させていくとは?
葬儀司会全体を、様々なバージョンで体験するコーナーもあります。
是非、来週(21日.22日)のふくれんビルにもご参加ください。
もう一度、研修の目的となっている部分を抜粋しておきます。
【こんな方へ】
<故人らしく、遺族が望むような葬儀司会を目指したい>
<葬儀司会がワンパターンで、マンネリ気味を打破したい>
<時代のニーズに合った、様々なパターンを知りたい>
<葬儀司会に関わる様々な知識を習得したい>
(葬儀司会の様々なバリエーションを体験する皆さん)
さて、このエッセイが掲載される頃、私は大分県での北部九州4県合同の研修会で講師。
70名のご参加らしく、今回のテーマは「家族葬」。
サプライズを何にしようか迷っています。
あーあ、別府の<地獄巡り>する時間は取れそうもありません。
こちらの報告もお楽しみに。