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2008年10月03日

十六の会in築地本願寺その2 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨日、本願寺の柱の多さを嘆いたが、下の写真を見てください。

多いよねえ柱の数。
式場としては、シアターチェアは理解できるし、一応肘掛が付いているのも嬉しい。
椅子は良いんだけど、ただ、この柱が邪魔で…まあ昨日の説明で納得しましたが。
ちなみに、天井部分に写っているのが、水銀灯なのですよ。(歴史があります)

そして本堂の後ろでは、今でもヒデ散華が売っていたように思う。(多分)
規模は縮小されたが、少なくとも、メモリアルコーナーのようだ。
色紙や寄せ書き、様々な写真に似顔絵なども…。
ファンがそれぞれに思い思いの品を持ち寄り飾っている。
どうやら定期的に来るファンもいるらしい。

そういえば築地本願寺の正面入り口には、動画が配信される看板があった。
写真だから理解できないかもしれないが、何を隠そう(隠すわけない)
正真正銘の動画であった。(恐らく、はめ込み式の薄型モニター)
将来、お寺もこのように動画を巧みに利用した布教活動をするのだろう。
もう動画配信は、当たり前だのクラッカー(古っ!昭和40年代だよ)
葬祭会館も同様になっていきますね。

築地で学んだことで一番の衝撃は、勉強でも何でもなくビハーラ活動だった。
ビハーラとは、サンスクリット語(梵語)で、安住、安らかな落ち着き、くつろぐこと、
そして僧院のことをいいます。
西洋のホスピス活動に代わる仏教の言葉として提唱されました。
全国各地で展開しています、皆さん気にしてくださいね。
(ホスピスに負けるなビハーラ)

別院の中をウロウロしていたら、こんなセミナーが開催されていました。
思わず出てみたくなったけど、どんな話をしているのかなあ…気になるね。

嘘か真か分かりませんが、火葬場への往路と復路は道を替える理由は?
なんて質問も、雛僧から出たらしいですぞ。

話は飛ぶけど、今話題の映画「おくりびと」
青木新門さんの<納棺夫日記>にそっくりだと皆さんがいっていました。
皆さんとは、十六の会のメンバー。
それは小説を読んだからだけではなく、2年前に講演にお呼びしているから。
私はその時伺えなかったのが、誠に残念。

そしてこれが納骨堂。
最近、新設されたらしくて、昔のように一時預かりは中止したようだ。
内部も見せてもらいました。
結構、綺麗だったですよ…まあ、どこもそうでしょうが。
(うちの田舎の納骨堂よりは、遥かに綺麗でした)
東京の感覚としては、高くない金額だと私は思います。
具体的には申し上げられませんが、興味のある方は問い合わせを。
特に、東京近辺の葬儀社様はね。

それから聴いた話だけど、坊主コレクションは今年もやる予定だとか。
ただ、裏では色々とトラブルやら苦情やらがあるらしい。
そりゃそうだよね、普通は宗旨違いのお寺に乗り込まないから。
<逆もある>ならまだしも…という意見も多く…難しいなあ。
築地本願寺で、何故他の宗旨・宗派の布教活動ともとれるようなことを…。
まあ、様々な意見がでますよ、そりゃ。
私はこのイベントは、一般の人が仏教に関わるという点で、
とても有意義だし賛成なんですが。
それぞれ立場が違うとね、考え方も違ってきて当たり前。

最後に、癌告知のあとでの著者「鈴木章子」さんの詩をどうぞ。

<幸福をよぶお茶>
誰から私の病いを聞いたのか
「幸福を呼ぶお茶」というのを
売りにきた
癌の末期患者が治るとの事
「いつ死んでもよし」と
生への執着離したつもりが
こんな話きく度
ふと そんな気になる
仲々 離しきれぬ手を見せてくれる

<ご案内>
キャリアアップ講座開催。(主催は綜合ユニコム様)
開催日時 :2008年10月27日(月) 10:30~17:00
会場   :飯田橋レインボービル 会議室
      東京都新宿区市谷船河原町11
      Tel.03-3260-4791
定員   :24名(先着順)
参加費  :39,900円(1名様につき)
      (消費税および地方消費税 1,900円含む)
 ※昼食代、テキスト代含む

●お問い合わせ・お申し込み先●
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
〒104-0061 東京都中央区銀座2-8-15 共同ビル


投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2008年10月03日 09:00

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