所沢から寄居駅に行くには、
JR高崎線で熊谷駅まで行き秩父鉄道に乗り換えます。
秩父鉄道は、いわゆる田舎のダイヤで、
およそ1時間に1本か2本のペースで発着する電車です。
なので、乗り遅れることは致命傷を意味します。
前日、乗り換え案内で調べ、
トラブルが無ければ40分ほど余裕を残して寄居駅に到着する予定でした。
熊谷駅での乗り換え時間も4分と余裕があり、
問題が起こる要素は無いはずです。
ところが、熊谷駅で少しのんびり歩いていたからでしょうか。
改札を入ったところで、発車のベルが鳴りました。
「ん!?」と思って少し小走りでホームへ向かいました。
『ビ―――ッ』と、ドアが閉まる合図。
電車は2両止まっている…、どっちの電車だ!?
左側の電車のドアが閉まる。
あぁぁぁっ。
…と思ったら、やさしい車掌さんだったのでしょう。
ドアを開けてくれました。
間一髪、セーフ。ふぅ。
………いや、セーフだったのか?
ゴトンッ。
体が逆方向にグラッとしたので、いやな予感がしました。
逆だ。逆方向に進んでいる。
そう、結果として分かったのですが、
もう一方の右側に止まっていた電車が、
寄居方面の電車だったのです。
…。
仕方がないので、
逆方向に進む電車の中で、悔しさを噛みしめながら電車の再検索。
予定より30分遅れで、10分前に到着する電車がありました。
予定時間に間に合う電車があっただけで、運が良かったと思うしかないですね。
またも予定通りには行きませんでした。
エッセイのネタが増えたのだと、割り切ろう。
でも、悔しすぎる…。
今回の教訓は、慌てた時は判断を保留するということでしょうか。
慣れない場面では、より注意が必要ですね。
反省です。
↓電車の待ち時間、熊谷駅での写真
漬物が有名なのかな!?