「25年前も、こんなに傾斜のある坂道だったのかなあ・・・」と
思うほど今の私にはきつかったです。
買い物のかぼちゃでも、うっかりと落としたら、
きっと三宮のあたりまで転がって行くこと、間違い無し!です。
「ここで暮らす人は、丸い物は何も落とせないなあ・・・」なんて思っている内に、
その景観は懐かしい異国情緒あふれる町並みになって行きました。
昔「風見鶏」というNHKのテレビ小説がありました。
この神戸にある「フロインドリーブ」というパン屋さんが舞台でした。
「アンノン族」という言葉が流行った頃でもあります。
若い頃に私は、幾度通ったか分らないほどこの地を訪れています。
あの震災で被害にあった場所でもあります。
あの時は神戸の町並みがどうなったか、とても心配をしました。
伺うことは、この日までチャンスがありませんでした。
こちらで仕事をさせていただいたお陰です。
ありがたい思いでいっぱいでした。
「風見鶏の家」や「うろこの家」その他様々な場所を、
友人とおしゃべりしながら、そぞろ歩きました。
しかし二人とも、よくしゃべります・・・。
ちょっとした街中のクリスマスデコレーションは、さすが神戸です。
夢があります。気持ちは、乙女の頃に戻ります。
最後に、その「フロインドリーブ」に連れて行ってもらいました。
元は教会だった場所を改装しました。
2階の喫茶部分は、教会のそのままです。
多くの出来事があった今年の締めくくりとして、
今回神戸に行けたことに感謝します。
「次は、港の周辺に行きたい・・・」と思っています。
家族へのお土産のクッキーを抱えて、新神戸から新幹線に乗り込みました。